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エチュードギター研究所は千葉県船橋市にあるギター教室です。
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尺八の金野鈴道(こんの・れいどう)氏とのDUO“弦竹(いと・たけ)”のコンサートが、今週2月21日(土)船橋市北部公民館、来週2月28日(土)船橋市三田公民館、そして翌週の3月3日(火)東京東村山市国立療養所「全生園」看護学校卒業記念公演、と続きます。コンサートが目白押し、いやが上にも緊張を強いられます。船橋市公民館コンサートは、船橋市が主催元で「第19回ふなばし音楽フェスティバル」の一環コンサートです。共に、入場無料コンサートで、現場公民館の方々の熱い期待に応えられます様に!と、満々に気合が入ります。尺八&ギターという、誠に珍しいユニットですが、演奏の内容はいたって真剣!そのものです。言葉でこのDUOの響きを説明することは不可能でして、とにかく「聴いて下さい!」というしかありません。3箇所のコンサートでの演奏プログラムのベースは殆んど同一、でも場所柄を考慮しての選曲もあります。「一体、どんな曲を演奏するの?~」と、思われる方のために基本的プログラムを紹介いたします。
      
    <オープニング> コンドルは飛んでいく
      <第一部>    ①雪 解(ゆきげ) : 拙作のオリジナル曲です。
                 ②春の海
                 ③ダニー・ボーイ
                 ④タイスの瞑想曲
      <第二部>    ①禁じられた遊び : ギター独奏用の拙編曲版です。
                 ②奥州薩慈抄   : 尺八独奏
      <第三部>    ①リベル・タンゴ
                 ②風のエッセイ   : 我々の委嘱作品の1曲です。
                 ③花は咲く
                 ④リンゴ追分
                 ⑤春の唱歌メドレー
                 ⑥与 作
                 ⑦達者で、はて?ナ~

という内容です。殆んどの曲の編曲は私がやっておりますが、尺八という楽器の特長やらがイマイチ判らなくなって困ることしばしば! でも、どうにか、演奏に接していただいた方々からは「良かった~!!」と、多くのお言葉をいただきます。非常にバラエティに富んだ内容で、「一体、次はどんな演奏なんだろう?」とワクワクさせるって、堪らなくそれこそ自己満足の世界に入らせてもらえます。そして、今回の目玉は、2nd尺八に山城静玲以(やましろ・せいれい)氏を加えた“竹の子組”の演奏もあって、尺八2本にギターというユニットで、まあ、「とことんノセちゃおう~!!」という趣向も入れております。
コンサートの模様をリポートしようと思っておりますので、乞うご期待!!
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さる1月18日(日)、エチュード・ギター研究所の新年会ですが、本当に楽しく有意義な一時を参加のレッスン生の皆様と持てました。場所は、稲毛海岸にあります“マム・ライス”という知る人ぞ知る音楽空間です。ママさんの美味しい料理に舌鼓をしながら、いや~、弾む、弾む、音楽談義から他の事まで... そして、当然ですが、ギター演奏が始まりまして、これが最高の内容でした!! ウチのレッスン生の皆さんのギターを是非聴いていただきたいです。私は、どんなにか、そう思いました! 「たかがギター!されどギター!」を実践されているレッスン生です。甘っちょろいギター弾きとは一線を引かせて貰います。私も、気分良すぎて呑みすぎました。以下に当日の演奏リポートをさせていただきます。
<O.遊ちゃん>①トーキョー・サ・パック : 内山田洋&クール・ファイヴの名曲ですが、ナント、遊ちゃんは大好きな桑田佳祐さんの歌でこの曲を知っていました。演奏は、勿論、私の編曲で、バッチリ!!初っ端から度肝を抜かれる演奏でした。
②真夏の果実: 桑田佳祐の名曲。昨年発表会で、大変な評価でした。もう、今ではじっくりと聴かせる演奏を遊チャンはしますんで、ネ~
③妖怪体操: 遊ちゃんの右指の確かさ! それに加え、リズム感の良さ!でしょう。
④ありのままで: 「アナと雪の女王」のメイン・ソング。 ギターを弾く指が、そう、もう歌っている!感じでした。皆さんからは、ヤンヤ!の拍手でした!! 
以上の曲以外に、遊ちゃん、大奮闘の好演でした!! みんな、遊ちゃんの大ファンなんです。
  <F.コウキくん>サンバースト: 今では、ウチの看板レッスン生的な存在です。しかし、本当に上手くなりました。私の指導どおりに、きちんと演奏をしているのは勿論ですが、やはり音楽が大好きな彼! 半端じゃない演奏でした。私は、大満足~!!
<E.昌俊さん>①禁じられた遊び: お忙しい仕事の合間を縫って、本当に練習熱心です。ギターをこよなく愛していることが本当に感じられ、出てくる音の優しいこと!! ギターに託す!ってな姿勢が、たまらなく、だからとことん応援しちゃいたくなります。
②魅せられしギター: Eさんは、かつて40年前以上の大学生時代に接したギター音楽を目指していらっしゃいます。 そんな時代の名曲、私も大好きなものですから一緒に演奏して、私も気持ちがどんなにか開放されたことでしょう。
<N.強兵さん>「いや~、私は今日は弾きません!ヨ 皆さんの演奏を楽しませてもらいますから...」 と仰っていたんですが... 皆さんの演奏を聴いているうちに、そう、火が付いたのでしょう! 実に味のある演奏でした! 月の砂漠 : N.強兵さん用に編曲をさせていただきました。渋かった!ナ~
<O.栄さん>①山谷ブルース: ギターに関してはベテランの方ですヨ
懐かしい昔の曲を、あの頃に戻ったような雰囲気で弾きました。②マリア・エレナ: 私とのデュエット、昨年の発表会で演奏しました名曲を、二人で楽しい気分で久々に弾かせてもらいました。気持ち良い~!!
<U.啓子さん>小さなロマンス: この方のギターの音は、本当に素直です! 私の教えを本当にご自分なりに噛み砕いてモノにしようと努力をされている啓子さん、良いのは当たり前!「小さなロマンス」の演奏、自分で絵を描いているような演奏に、感動を頂きました!!
<M.春美さん>2つのギターのためのワルツ: 優しいギターの音色、それはこの春美さんです。常にオーソドックスに、決して奇をてらわない演奏です。勿論、春美さんの独奏は素晴らしいですが、今回は私との二重奏で、F.タルレガの隠れた2重奏の佳曲です。良かった~!!
<I.宏吉さん>①禁じられた遊び: 「あんなにお酒を呑んでいたのに、何であんなに聴けるの??」という、本当にギターを愛するIさん、見事!でした。そう、少しぐらい間違ったって、そんなもん、音楽という観点からみれば些細なこと!要は、自分が自分の想いを如何に6弦に託すか?!なんです。そして②悲しい酒: これは、もうIさんのギターそのもの!でした。 表現は適切ではないかもしれませんが、「Iさんのギターだ!」という、それ以外の表現は私には無理です、すみません!
<初めて参加のOさん>先輩方の好演に圧倒されっぱなし!でも、Oさん、仰いました、「私も、そう、来年は、私もギターでご挨拶させていただきます!!」と...Oさん、絶対に上手くなる方ですヨ、私が保証します。今は基本的なことから、一からやっていますが「ウ~ン、なかなか良いですネ~!」と感心することばかりのOさんなんです。乞う、ご期待!の方です、ハイッ!!
とにかく、ウチの教室の皆さんの演奏は、そう、半端ではありません!そんじょそこらのギター弾きとは、すみませんが、違います!!
とても楽しく有意義な新年会でありました!! これも、レッスン生皆さんの力量だ!と、心底思わされました。今年6月の10回目の発表会が、それはそれは、楽しみになった新年会でした!!

皆様、新年明けましておめでとうございます!!昨年は、レッスン生の皆さんやサポーターの皆さんのお陰で充実した年となりました。御礼を申し上げます。
さて、この正月、私めは、ナント、躓いてしまいました。元日夕刻より悪寒が全身を貫き、バタ~ン!と横になってしまいました。年末の疲れが出てしまったんですネ、きっと。寝るワ、寝るワ!で、一体何時間眠ったことでしょう~??とんでもない一年の始まりですワ、もう!!今年は、春から尺八DUOのコンサートが続きますので、しっかりせんと!!そして、レッスン生の発表会、今年は10回目を迎えます。ベテランのレッスン生、中堅どころになったレッスン生、そして新しいレッスン生と、ウチのレッスン生の方々は全員がその辺にいるギター弾きとは、悪いですが、一味違いますんで、ハイッ~!!今年の発表会も非常に楽しみであります。「たかがギター!されどギター!!」 今年も、何卒よろしく応援のほどお願い申し上げます。

11月13日(木)夕刻、拙教室が毎年発表会をおこなっている船橋駅前「きららホール」で、公民館で活動している5つのギターサークル合同コンサートが行われました。毎年恒例のものだそうで、ウチに通ってくださるM・春美さん所属するグループも出演するので、応援の気持ちもあり足を伸ばしました。まあ、公民館活動で“楽しく”“和気あいあい”と音楽を楽しんでいる方々の演奏ですので、細かいこと言ったらキリがありませんが、同じギターを弾く自分、それからウチに通ってくださるレッスン生の皆さんのことも思いまして、各グループの演奏などリポートしてみたいと思います。
《カリメーラ・夏見》※夏見公民館にて活動
   ①ハンガリー舞曲第5番 ②リベル・タンゴ ③水面ゆらゆら ④いつくしみ深き
     ⑤ゴリウォークのケークウォーク

 8人編成グループで、編成的には適当な人数です。グループ内でリーダー格(たぶん?)の方の指揮で演奏がスタート。ギターが好きな人たちの集まり!っていう感じで、「それ以上のものは期待できないナ~!」というのが実感。ギターの奏法に関する基本的部分が、悪いですが、身に付いていない方ばかりですので客観的な評価は、それこそ酷!ってな感じになりまして、できません! すみません!

《ポコ・ア・ポコ》※飯山満公民館にて活動
   ①アンダンテ ②第3の男 ③恋心 ④エル・クンバンチェロ
14名からなるグループ。技術的に安定感のある数名の方が、本当にうまく他のメンバーをリードしていて、この日の5つのグループでBESTの演奏を聴かせてくれました。全員の方が、きちんと撥弦しようとしての演奏でしたので、音が非常に明瞭、そして肝心のアンサンブルの基本“他の人の音を聴く”ということができており、14名という人数の多さでのバラツキが非常に少なかったのです。グループ内のミーティングなど、もしかしたら頻繁にやっているかも知れません。大切なことですもん。このグループの演奏、また聴きたいです、ハイッ!見事でした!

《アンダンティーノ》
※幕張本郷公民館で活動
   ①黒田節 ②アンチェインド・メロディ ③黄金の心 ④プリーズ・ミスター・ポストマン
        ⑤3つギターのための協奏曲Ⅲ
私も以前指導していたことのあるグループなんですが...編成は8名です。編曲で面白いものがありましたが、でも肝心の曲の良さが生かされた編曲とは思えず、演奏がスコア通りにできたとしても、決して“良い音楽”ではないだろうナ~!と私は感じました。演奏については、キメの細かいツメの練習不十分さが目立ちました。練習の仕方の再考を願いたいです。前述のポコ・ア・ポコのように、上手く揃わない箇所を相互の打ち合わせをした上での集中練習が不十分なのが一目瞭然。キャリアのある方々の演奏ですから、カタチ的にはまあまあ!ですが...判る人が聴けば、いい加減さが即判っちゃいますから!また、このグループは全体をリードする人がいないようで、そういうことにも疑問を抱かないのかナ~?まあ、いいか!!

《プラサ・デ・ギターラ》
※浜町公民館で活動
   ①ジュピター ②ブランデンブルグ協奏曲第6番よりアレグロ 
           ③フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン ④恋するフォーチュンクッキー
ウチのレッスン生、M・春美さん所属グループ、10人編成でした。従来は、クラシックの曲をメインに演奏していたように思いますが、メンバーも増えていろんな曲にトライ。メンバーが10人、結構な人数で「果たして、どのようなアンサンブル??」と... 男性が多いグループで、「さぞかし骨のあるアンサンブルなんだろうナ~!」と期待しましたが、その男性陣の音のひ弱、「こら~っ、しっかり弾け~!!」と怒鳴ってしまいたくなる、小手先で弾いているギターでした。全体的な演奏は、女性陣の踏ん張りで割とベターなものでしたが、う~ん、不満が残る内容、AKBの曲も「一体、この曲、何~??」と、消化不良の感じ。POPSはセンスが重要で、演奏の力量が問われますので、そう、難しいんです!クラシックとは違うこと、それを認識しての練習を望みます。

《シュテルン》※塚田公民館で活動
  ①エル・チョクロ ②放課後の音楽室 ③センチュリア ④コーヒー・ルンバ
5人編成のグループ。メンバー数が最少にも係わらず、演奏はまるでバラバラ! アンサンブルとは何か?そして、このグループもそう、練習の仕方の改善が必要です。メンバー全員が、ギター歴は結構長いように思えましたが、肝心のアンサンブルの理解が非常に低レベルであること! 指導者の方には、基本をきちんと教えていただきたいものです。カタチをそこそこにしたい気持ちは、本質を見失いがちになる、その典型の演奏でした。頑張って欲しいものです。無理かナ~??

と、まあ、いろいろ書きましたが、演奏された皆さんの情熱は充分すぎるほど伝わってまいりました。ギターという楽器の包容力、とでも言いましょうか、そういう感じを改めて思い起こさせてくれたコンサートでした。しかし、ギターのアンサンブルって音色の変化が少なくって、聴いていて飽きがくることも事実だ!ナ、と再認識しました。ピアノでも、連弾以上の台数で演奏することって、あります?? ですから、編曲の重要性もありますね、ギター合奏には!! それと、アンサンブルの基本を身に付ける、指導者の方々には、ホント、お願いしますヨ~!!
これで、リポートおしまい!です、ハイッ!!
ギターの名曲と言えば、そう「アルハンブラの思い出」が筆頭に浮かびます。「禁じられた遊び」も、そうですネ、浮かびますか??ネ 私が毎週BGM演奏の仕事をしている千葉の某店では、リクエストの最も多いのが「アルハンブラの思い出」です。圧倒的に多いんですヨ、ハイッ!私は、来る今月16日に稲毛海岸の某コーラス・グループの発表会で、コーラス伴奏を3曲(さだ・まさしさんのもの)、そして私のギター独奏を2曲、その独奏の1曲がこの「アルハンブラ~」を演奏します。さて、この「アルハンブラ~」ですが、演奏となると非常に難しい曲なんです。 以前からそう認識はしておりましたが、練習をしていて改めて思い知らされました。この曲の持つ叙情性と精神性の深さ いろんな著名なギタリストが弾いていますが、私の一番気持ちが通じるのが、やっぱしA.セゴヴィアのものです。最近の日本人ギタリストも良い演奏していますし、J.ウィリアムやJ.ブリームほかありとありゆるギタリストの演奏があります。この曲の最大の特徴は、そう、“トレモロ”なんです。その、トレモロ奏法による主旋律への考え方が、たぶん、ギタリスト個々に違うんですね、きっと。右指の、a(薬指)m(中指)i(人差し指)が音価通りにサラリと弾けても、それでオシマイ!ではないんです。超スーパー・女性ギタリストのMさんや現在の世界的大ギタリストのJ.ウィリアムスの演奏も実に見事ですが、先述のこの曲の深淵さが伝わって来ない!んです。大げさですが、ギターという楽器が表現できる世界観(?)みたいなもの、この曲はそれがあり、その表現が問われるわけです。“弾ければ良い”では、全く話にならないのです。具体的なポイントは、そうですネ、右P指(親指)が奏でるゆったりとした時間の経過表現の8分音符に淡々としたトレモロによる情景描写、という具合です。それらがバランス良くギターでもって叙景画を描いているという、そんなところでしょうか??セゴヴィアの演奏が正にそれで、私がギターに取りつかれた魅力がそこにあります。意外なところで、日本人ギタリストでは、今は亡き名手でした阿部保夫さん、そして齋藤明子さんの演奏は、ウン、良いです!! 他の日本人の方々の演奏は、悪いですが、オミット!です、ハイッ! 「アルハンブラの思い出」を久々に、マジに練習をしてみて、改めてギターという楽器の難しさと魅力を思い知らされているこのごろです。
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プロフィール
HN:
柳町正隆
年齢:
74
性別:
男性
誕生日:
1950/06/30
自己紹介:
茨城県生まれ 埼玉大學教養学部卒
中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
小山勝に師事 (社)日本ギター連盟正会員
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