本日、私が恩人と敬う先輩と、２０年ぶりに会うことができました。その方は、私がかつて勤めていた楽器メーカー、ローランド時代の先輩です。その方、菅野正洋さんという、名の知れたＪＡＺＺミュージシャンでヴィブラフォンという楽器のプロです。その方の素晴らしさは、演奏の素晴らしさは言葉になりませんが、加えてく人間的な魅力といいましょうか．．．今日は、本当に本当に久々にお会いできまして、私は、もう嬉しくって嬉しくって！！互いに音楽的悩みを打ちあけながら、ビールがすすみました。今日の話の中で、深かったのは、ヴィブラフォンという楽器の魅力と難しさ！でした。ギターにも共通して言えることも多々ありました。自分で思う気持ちを楽器に伝えることの難しさ、手にする楽器は違いますが、自分の楽器に託してそれを追求すること！！「やるしかないんだけどネ～！結構、辛いネ～！」と、二人で互いの目を見て頷きあいました。菅野さんのヴァイブは勿論素晴らしいのですが、私はかつて一緒に働いていたころ、そう、もう４０年も前の話ですが、菅野さんの歌を聴いて「上手いな～！！参ったな～！」と思った次第で、とにかく説明やら紹介は不要の、ウン、素晴らしいミュージシャン＆先輩です。来年のウチの１０回目の発表会にゲスト出演をお願いし、快諾をいただきました。私が敬愛、いや、頭が上がらない先輩の演奏、聴いていただきたい！もう、それだけです、ハイッ～！！

最近は編曲に精を出しております。数ある好きな曲の、そう、５本の指に入る大好きな曲「明日に架ける橋」の編曲が終了しました。先週の鎌ヶ谷「アトリエＡＭＩ　１周年記念感謝ライヴ」で、初めて公然に弾いてみました。そして、弱冠の修正を加えて終了です。サイモン＆ガーファンクルの世界的大ヒットの名曲ですので、気合を入れて編曲しました。歌の内容はゴスペルであり感動的なものですが、いざギター１本で！となりますと、そうですネ、私はこの曲のギター独奏楽譜の市販ものは、ついぞ見たことがありません。歌の表現とピアノ伴奏の感じを出すのが、非常に難しいですからネ～　私自身、この曲の編曲は満足しております。他にも今月は、Ｐ・マッカートニーの「マイ・ラヴ」、和声ＰＯＰＳの一青窈の「ハナミズキ」なども編曲終了しました。これらの編曲版もですが、技巧的には、ウン、少々難しいかも？？　でも、曲の良さを生かすためには技術は不可欠ですので、手抜きのない編曲となっています。楽譜通りに弾けたら必ず満足していただける、と確信しています。弾いてみたい方は、どうぞご連絡ください！！

竹下博子さん（VO）＆柳町正隆（G）
先の船橋アリーナでのロビ・コンの前日、１３日、そうそう台風１９号で大変な雨の降った夜のライヴをご紹介します。PHOTOをごらん頂いてお判りでしょう、そう、キレイな女性ヴォーカリストの伴奏をしてまいりました。新京成線「初富」駅から徒歩２分くらいの近いところです、昨年オープンした天然石ジュエリーのお店「アトリエAMI」の１周年記念謝恩ライヴの一コマです。このお店のオーナー、白川さんのご依頼でのこの度の演奏となりました。歌の好きな素人さんの女性か？と、軽い気持ちで受けましたが、いやいやどうして、セミ・プロの竹下さんでした。都内のライヴ・スポットでもよく歌っていらっしゃる、とのこと。そういう方でしたんで、打ち合わせもトントン拍子で、本番に臨めました。オーナー白川さんのご依頼で、私のギター独奏も数曲披露しました。竹下さんの歌、そして私の独奏曲＆歌（エ～ッ？）など、下記の通りです。
　　＜ギター独奏＞①ヒール・ザ・ワールド　（M.ジャクソン　編：柳町正隆）
　　＜ヴォーカル＞②この素晴らしき世界　（L.アームストロング　編：柳町正隆）
　　＜ギター独奏＞③マイ・ラヴ　（P.マッカートニー　編：柳町正隆）
　　＜ギター弾き語り＆独奏＞
　　　　　　　　　　　　④君の友達　（C.キング　編：柳町正隆）
　　　　　　　　　　　　⑤明日に架ける橋　（P.サイモン　編：柳町正隆）
　　＜ヴォーカル＞⑥素顔のままで　（B.ジョエル　編：柳町正隆）
　　　　　　　　　　　　⑦バラ色の人生　（P.ロニーギュ　編：柳町正隆）
　　　　　　　　　　　　⑧ラスト・ワルツ　（L.リード　編：柳町正隆）
　　＜アンコール＞フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン　（編：柳町正隆）
３０名ほどのお客様でしたが、皆さん熱心に聴いてくださいました。実に演奏がしやすく、とてもナイスな空間でした。私とすれば、オーナー白川さんへの応援歌としての「明日に架ける橋」と久々に歌った「君の友達」が、どうにか、まあまあの出来でしたんで安堵しました。また、ギター１本でもちゃんとした歌の伴奏ができること、「明日に架ける橋」のような大曲でも編曲次第でギター１本でも演奏できるということなど、そんな意味では、ギターの良さをアピールできた幸運な機会であった、と思います。

2014年10月14日船橋アリーナ《ロビー･コンサート》
　久々の記事紹介です。決して怠慢だったわけではないのですが、ＰＣがＸＰ故に何かと気乗りしなく、ウン、ブログが前へ進んでおりませんでした。久々に、一昨日のコンサートのリポートです。場所は、船橋アリーナ、そうですネ、最寄り駅（新京成線　北習志野）からも離れており立地は決して良い所とはいえません。そこのロビー･コンサートに５年連続での出演をしてまいりました。ここの担当の方が素晴らしい方でして、その方のために！演奏をしてきたようなものです、ハイッ！台風も去って、好天！！　気持ちよかったです、でも、演奏は屋内ですが．．．　開演１０分前ほどから、観客席１００個ほどのイスがどんどんお客様で埋まってきました。正直な話、殆んどの方が我々よりも年配の方々です、お見受けしたところ、そう、７０歳前後の方々ばかりです。でも、それはそれは熱心に耳を傾けてくださいました。演奏曲は下記の通りです。
　　①春の海　（作：宮城道雄　編：柳町正隆）
　　②コンドルは、花祭りへ～　（ペルー民謡　編：柳町正隆）
　　③風のエッセイ　（作：香登みのる）
　　④秋の唱歌メドレー　もみじ～里の秋～赤とんぼ　（編：柳町正隆）
　　⑤与作　（作：七沢公典　編：柳町正隆）
　　《アンコール》　達者で、はて？ナ～　（編：柳町正隆）
今回のロビ・コンの白眉的演奏は、「秋の唱歌メドレー」とアンコールでの「達者で、はて？ナ～」でした。全曲お客様方には喜んでいただきましたが、「秋の唱歌～」と「達者で～」は、特にご年配の方々の心に食い込んだ様子でした。「秋の唱歌～」は、お客様方に歌っていただけるように、３曲の歌詞カードを用意しましたので、安心して演奏ができたわけです。私もギターを弾いていて、前列のお客様方が歌っている表情を垣間見ながら、胸が詰まりました。「あ～、皆さん、歌いたいんだヨナ～！」と、つくづく思ったしだいです。そして最後の「達者で、はて？ナ～」ですが、三橋美智也さん名唱の「達者でな～」に、ナント、「ちょっとだけ！ヨ～」でお馴染の「タブー」を合成した曲です。何とも、演奏していて身体が笑ってしまう曲に編曲しました。そして、先の「秋の唱歌」と「達者で～」には、尺八の金野さんのお弟子さんの山城建治さんが２ｎｄ尺八を担当してくださり、３人でノリに乗って演奏しましたので、雰囲気的にもベストな状況で演奏ができたわけです。
今回で５回目の船橋アリーナでのロビ・コン、本当にいつもながら熱心に応援してくださるお客様方には、心から御礼を申し上げるしだいです。来年も、勿論、やります！！ヨ～

Ｏ．遊（ゆう）ちゃん
遊ちゃんは、今回が２回目の発表会。第１部＜練習曲＞では、①気のいいアヒル（ボヘミア民謡）②ワルツ（F.カルリ）を、第２部＜作品＞は、①小人のおまつり（伊東福雄）②１週間（ロシア民謡）、そして第４部＜重奏＞では①コーヒー・ルンバ（J.M.ペローニ）②真夏の果実（桑田佳祐）という、計６曲を、ものの見事に弾ききりました。昨年は、幼稚園年長さんで、初めての発表会でしたが、今年はナント、ピカピカの小学１年生での発表会です。他の大人のレッスン生の方々が緊張いっぱいの面持ちの中で、ユウちゃんは終始涼しげで落ち着いた表情でいました。（ビックリものですネ〜）　まことに可愛らしい両手で、そして小さな指で６本の弦が爪弾かれるわけですが、出てくる音の明瞭さ！かつ、しっかりとしたリズム感で、特に「１週間」のだんだんと早くなるテンポも、実に楽々と楽しんで演奏しました。そして、「コーヒー・ルンバ」「真夏の果実」は、ユウちゃンの“ワクワク・ギター”が冴えまくり、会場から大きな拍手をいただきました！「これからどんなに上手くなるんだろう？？」と、何人もの方から嬉しいお言葉をいただきました。