エチュードギター研究所は千葉県船橋市にあるギター教室です。
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ギターの名曲と言えば、そう「アルハンブラの思い出」が筆頭に浮かびます。「禁じられた遊び」も、そうですネ、浮かびますか??ネ 私が毎週BGM演奏の仕事をしている千葉の某店では、リクエストの最も多いのが「アルハンブラの思い出」です。圧倒的に多いんですヨ、ハイッ!私は、来る今月16日に稲毛海岸の某コーラス・グループの発表会で、コーラス伴奏を3曲(さだ・まさしさんのもの)、そして私のギター独奏を2曲、その独奏の1曲がこの「アルハンブラ~」を演奏します。さて、この「アルハンブラ~」ですが、演奏となると非常に難しい曲なんです。 以前からそう認識はしておりましたが、練習をしていて改めて思い知らされました。この曲の持つ叙情性と精神性の深さに! いろんな著名なギタリストが弾いていますが、私の一番気持ちが通じるのが、やっぱしA.セゴヴィアのものです。最近の日本人ギタリストも良い演奏していますし、J.ウィリアムやJ.ブリームほかありとありゆるギタリストの演奏があります。この曲の最大の特徴は、そう、“トレモロ”なんです。その、トレモロ奏法による主旋律への考え方が、たぶん、ギタリスト個々に違うんですね、きっと。右指の、a(薬指)m(中指)i(人差し指)が音価通りにサラリと弾けても、それでオシマイ!ではないんです。超スーパー・女性ギタリストのMさんや現在の世界的大ギタリストのJ.ウィリアムスの演奏も実に見事ですが、先述のこの曲の深淵さが伝わって来ない!んです。大げさですが、ギターという楽器が表現できる世界観(?)みたいなもの、この曲はそれがあり、その表現が問われるわけです。“弾ければ良い”では、全く話にならないのです。具体的なポイントは、そうですネ、右P指(親指)が奏でるゆったりとした時間の経過表現の8分音符に淡々としたトレモロによる情景描写、という具合です。それらがバランス良くギターでもって叙景画を描いているという、そんなところでしょうか??セゴヴィアの演奏が正にそれで、私がギターに取りつかれた魅力がそこにあります。意外なところで、日本人ギタリストでは、今は亡き名手でした阿部保夫さん、そして齋藤明子さんの演奏は、ウン、良いです!! 他の日本人の方々の演奏は、悪いですが、オミット!です、ハイッ! 「アルハンブラの思い出」を久々に、マジに練習をしてみて、改めてギターという楽器の難しさと魅力を思い知らされているこのごろです。
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プロフィール
HN:
柳町正隆
年齢:
74
HP:
性別:
男性
誕生日:
1950/06/30
自己紹介:
茨城県生まれ 埼玉大學教養学部卒
中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
小山勝に師事 (社)日本ギター連盟正会員
中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
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