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エチュードギター研究所は千葉県船橋市にあるギター教室です。
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もうかれこれ20年ほど前になりますか、友人たちと新緑の季節に、ちょうど今頃でした、群馬県の山間をドライヴに行きました。その時の新緑の素晴らしさと光が織りなしていた自然の絵を、拙い乍ら曲にしてありました。曲名「ロマンティック・メイ」で、当初ドライヴ同行友人にマンドリンがとても上手な方がいらして、マンドリンとギターの二重奏で作りました。以後、その曲の存在を忘れていましたが、何年か後にフルートの人との演奏の機会があり、思い出して再度演奏はしました。が、やはりその後、再度お蔵入りになっていました。
最近私は、素晴らしいサックス奏者の本間邦子さんと時々音を合わせることもあり、その本間さんがソプラノ・サックスも吹かれることを知り、「そうだ、あの曲をリヴァイスして本間さんにソプラノ・サックスで吹いてもらえないものか?!」と、またまたお蔵より出してきたわけです。当初のものに結構な手入れを入れて、どうにかソプラノ・サックスとギターの二重奏用に創り上げてみまして、当の本間さんへ軽~い気持ちでスコアをお渡ししました。さほどの期待感はなく!です。
ところが!です、 初めての音合わせで「ウワ~ッ!本物のミュージシャンは違うワ~!」という、本物の感動を本間さんよりいただきました!彼女の凄さ、それはスコアの音符群を読み取って曲のイメージを創り上げる、という力と音楽の表現力の確かさ!とでも言いましょうか?~ 「大したことのない拙作が、演奏家によってこんなにも変わってしまうものなのか?!」と... 
 彼女のこの曲へのコメントをご紹介します。
  「この曲を吹いていると何だか少女になった気分になって、ず~っとず~っと遠いまだ会ったことのない懐かしい人を呼んでいるみたい~!」 
 
このたびは拙作「ロマンティック・メイ」で、演奏するには曲へのイメージがいかに重要か??を改めて本間さんから教えられました。小手先や口先だけの演奏では、聴く人に感動は与えられない!ということですワ~ 良い演奏にはイメージを描く資質と技量が不可欠で、かつ人間性も併せて不可欠である、ことなんですネ~! そういえば本間さんは人間的にも魅力ある方ですワ~
本間さんのソプラノ・サックスでの「ロマンティック・メイ」、いつかどこかで披露させていただきます。乞うご期待~!!
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私のレッスン生の方が来場してくださり、撮って下さった有り難いスナップで当日の模様をリポートいたします。
 
我々弦竹のアンの家でのライヴは、通算35回目です。当初の3年間くらいは、隔月でステージをやっておりました。それも、2回のステージで! イヤ~、少しは今より若かったんで何ともなかったですからね~! 確かスタートは7年前だったと思います。ですからアンの家の閉店には、ほかの人以上に強い寂寥感を感じます。
当日、我々は4時ころにお店に入り、準備を整え、開演を待ちました。どんどんとお客様が来店され、6時前には熱気充満に感じられました。

<第1部 DUOの原点>
  ●春の海 (宮城道雄作 柳町正隆編)
   いわずと知れた日本の名曲。邦楽でチョー有名な曲ですネ~ 私のギターは、ウン、殆ど楽譜通りでして、結構難しいのです。でも、お箏とは違う音色で挑戦です。時間の都合で、少々短めのヴァージョンで演奏しました。「半端じゃないぜ~、俺たちゃ~!」という、極めつけのオープニング、大きな拍手をいただきました~
  ●長澤勝俊作品集「ささ舟」「まわり道」「村芝居」
   私はこの長澤さんの曲が大好きなんです。日本の底辺に流れる情緒のメロディ、たまらなく惹かれます。3曲ともに短い練習曲の小品ですが、味わい深い佳曲。金野氏とのDUOをスタートしたころ、演奏曲を模索していた時に見つけた大切な我々DUOのバック・ボーン的な曲たちです。
  ●クラシック・POPS
   「ダニー・ボーイ」:尺八が2尺1寸という長い管を使用。世界的に有名な「ロンドンデリーの歌」です。この曲は、DUO結成時からのレパートリーノ1曲。尺八の金野氏の“歌心”の真価を披露しました。
   「タイスの瞑想曲」:クラシックの有名な曲ですね、これも… 短い6寸管の尺八で、フルートやヴァイオリンで知られるこの曲の新生面をお聴きいただきました。
   「リベル・タンゴ」:「エ~ッ?まさか??」の曲です。尺八とギターで、数年前まで一世を風靡した独特のリズムとメロディを持つA.ピアソラの名曲です。金野氏の尺八は、大変そうですが、そこはそんじょそこらの演奏家とは違いますんで、ハイッ~! 見事でした、大拍手!!
 
<第2部 出会い>
   「与 作」    :尺八の金野氏との出会いの記念すべき曲。今まで何回演奏したことでしょう! でも、初めて聴いてくれた方からはいつも驚きと称賛のお言葉をいただきます。そしてサポーター的ファンの方々からは絶大なる信頼を得ているナンバーです。今回も“1撥入魂!”でギター弾きました!ヨ
 <第3部 弦と竹の個性>

   「蘇州夜曲」   :2nd尺八担当の山城氏と私のDUO演奏として、懐かしき日本歌謡の名曲「蘇州夜曲」(柳町編曲)。お人柄溢れる山城氏の歌心が見事な演奏となりました。どんどん尺八が良くなっているのには、伴奏者冥利に尽きます、ハイッ~!

「この素晴らしき世界」 :ギターソロの予定だったのですが、何故か歌いたくなりまして急きょ変更をいたしました。ジャズ界の巨匠L.アームストロングの名唱で有名な「この素晴らしき世界」を、歌わせていただきました。アンの家のこと、故松井氏や奥様のこと、来店のお客さまのこと、すべてに感謝の気持ちがあったからです。まあ、出来は、予想通りのもんです、ハイッ~!も少し歌がうまけりゃ問題ないですが、まあ、歌いたい気持ちを察してください!

以後、委嘱作品やトリオでの演奏など、選曲は下記のとおりです。
<第4部 委嘱作品> ①風のエッセイ ②たけ朧
<第5部 現在の弦竹>①香月 ②水色のワルツ ③広い河の岸辺 ④星に願いを 
       ⑤達者で、はてナ?~ ⑥コンドルは花祭りへ
そして、ありがたいアンコールの歓声にお応えして
<アンコール>コーヒー・ルンバ

いや~、2時間近くの猛烈ライヴでした~!! お客様も大喜び~!!

故松井氏の奥様秀貞さんを囲んで記念スナップ 
アンの家ラスト・ライヴ、どうにか気持ちでやり遂げた感がしました! 本当に本当にアンの家にはお世話になりました~!! そして、ご来店いただいたお客様の皆さまにも、感謝!の一言です。ありがとうございました~!!

北総開発鉄道「西白井」駅前の“ライヴ喫茶アンの家”が、今月でクローズ、いわゆる閉店となります。私たち“弦竹”も本当にお世話になりましたお店です。寂しい限りですが、アンの家でのライヴは第36回目で終了となります。スケジュールは下記のとおりです。どうぞ、お時間のある方、お出でください~!!
     「尺八&ギター“弦竹” Farewell Live!at アンの家」
      2016.03.25(金) 開演18:00
      チャージ1,500円(1ドリンク付き)
この日は、ナント、20曲ほどの演奏予定です。もう、とことん、弾きまくるつもりです、ハイッ~!! よろしくお願いいたします~!!

東船橋の宮下整形外科主催「新春コンサート」にて、院長の宮下先生の尺八の伴奏をしてまいりました。素晴らしいコンサートでした、ハイッ~!!
スナップが入手できたら、コンサートの模様などリポートいたします。少々お待ちくださいね~
 
・・・続く・・・
船橋市市役所本庁にてのロビー・コンサートが2月17日(水)12:20~12:50に行われ、我々“弦竹”が出演してまいりました。かれこれ、そうですネ、確か4回目の出演になると思います。お昼休みの時間を利用して、来庁の方々に音楽を楽しんでいただく!という、役所の計らいです。今回が通算245回目、毎月1回のロビー・コンサート開催ということで行われていますが、ナント、20年近く続いているんですネ~、素晴らしいです、ハイッ~!「さすが、我が船橋~!」と、嬉しくなっちゃいますネ~

開演10分ほど前に会場に赴き、50~60ほどの椅子にお客様がビッシリとお待ちかねには驚きました! 立ち見の方は勿論、2階の階段縁にもお客様がビッシリ~!! 否応なしに、気持ちが高揚していきましたヨ、もう~!
 金野氏の尺八が唸りを~!
 相方の私? 気合は??
オープニングは、宮城道雄の名作「春の海」で! 一般的なお筝と尺八の演奏とは一味違っての「春の海」をお聴き頂きました。私自身はお筝以上のモノを目指して弾いているつもりです。結構厄介な運指のモノ、少し難しいですが、そんなこと言ってはいられません。
2曲目からは、我々のスタンスを明確にしました。そう、金野氏の尺八の絶品版「コンドルは飛んでいく」! 観客の数がどんどん増えていくのが、否応なしに伝わってきました。
以後の演奏曲は下記のとおりです。
 「水色のワルツ」
 「与作」 
 「星に願いを」
 「達者で、はて?ナ~」
時間が30分ほど、という枠での演奏でしたので曲数は少なかったです。が、非常に充実して演奏ができました。何と言っても、聴衆の皆様のマナーの素晴しさ! やっぱし、船橋市民の皆様のレベルの高さ!と言えます。気持、最高によかったです~! 前列のお客様方の熱い眼差し、たまらんですワ~!
達者で、はて?ナ~!
すっかりお馴染みになりました、三橋美智也の「達者でな」と「タブー」の合成曲!もちろん、今回も大うけでした、ハイッ~!!
京都から駆けつけて下さったファンの方を囲んで
写真向かって左のお二方は、ナント、茨城から駆けつけてくださった尺八の金野氏のお兄さんご夫婦、そのとなりの方が京都から「もう、いても立ってもいられずに聴きに来ました~!」とおっしゃっての方です。まあ、なんとも大変なオーディアンス、サポーターに恵まれた私たちですワ~!!
喜んでくださる方々の笑顔が、私たちの演奏の原動力です。感謝、感謝のロビー・コンサートでした!!


 
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プロフィール
HN:
柳町正隆
年齢:
74
性別:
男性
誕生日:
1950/06/30
自己紹介:
茨城県生まれ 埼玉大學教養学部卒
中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
小山勝に師事 (社)日本ギター連盟正会員
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