本間邦子さん（右） 
昨日3月10日（金）夕刻、千葉中央駅の京成ホテル『ミラマーレ』においての＜トワイライト・コンサート＞に、サックスの本間邦子さんと出演してまいりました。このコンサートは、2000回を超える由緒（？）あるもので、私も以前からその存在は知っておりました。たまたま、サックス奏者の本間さんとのご縁で、この度演奏の機会を賜りました。彼女は、このコンサートのスタート時より演奏をされている実力派プレイヤーです。「柳町さん、今度ミラマーレのトワ・コン、ぜひご一緒に！」という優しい（？）お誘いで、「ハイッ、ハイッ～！」と、まあ、何とも軽いですネ、腰が～　夕刻５時からコンサート開始、前半３０分が埼玉の越谷からの夫婦ＤＵＯ（サックス＆ピアノ）で、そして後半３０分が我々のＤＵＯでした。ホテル１階のカフェ・ラウンジ「ミレフォリア」という場所、まあ、ホテルの顔の場所ですネ～　お客様は、結構入っていました。
何か、演奏する前からワクワクしちゃいまして、そう、「本間さんとのＤＵＯ、聞いてもらえるんだ～！」という、嬉しさで．．．演奏曲は下記の通りです。
　　①早春賦　※私のギター・ソロ
　　②卒業写真
　　③いのちの名前
　　④優しさに包まれたなら
　　⑤ラヴィン’　ユー
　　⑥ロマンティック・メイ
　　⑦春よ、こい
私の「早春賦」独奏からスタート！　聞いてくださる方々の耳を感じました。季節感を自分でも感じたいんで、この曲を選びました。まずは、聴いてくださる方々と演奏者側の気持ちを同一レベルにするためです。演奏は、まあまあ、オープニングとすれば、まずＯＫ？？
続いて「卒業写真」、「いのちの名前」など、ＰＯＰＳやジブリの作品で進めました。特に、「いのちの名前」の本間さんのＭＣに、ウン、正直、胸が詰まりましたっけ。6年前の東日本大震災での被災者の方々への気持ちが湧いてまいりました。「命の大切さ、もう一度想いましょう！」という本間さんのメッセージ、感動！　続いて、「優しさに包まれて」「ラヴィン’ユー」と優しいＰＯＰＳのメロディを続け、拙作の「ロマンティック・メイ」に繋ぎました！　いや～、本間さんのソプラノ・サックスで歌い上げるメロディ、もう、言葉がありません！！以前に、この曲の紹介をいたしましたが、駄作の拙作を見事に生き返らせてくださった本間さんに、改めて感謝！です。お客様方からも、大変な拍手をいただきました。そして、最後の曲、「春よ、こい！」。いわずと知れたユーミンの名曲で最期を締めくくりました。この曲でも本間さんのサックスは“歌ってる～！”、その感じが、伴奏していてこちらが引き込まれてしまいました～！　 というわけで、どうにかお客様方に二人で音楽を伝えることができたように思っております。来月の拙リサイタルに本間さんは賛助演奏してくださいます。乞う、ご期待！ですヨ～！

「コンサートとリサイタルは違うの？？」それは、全く違う！というのが、私の考えです。私の考えは、リサイタルは、いわゆる独演会！つまり、演奏者側より聴衆に向けての一方的な演奏会であり、コンサートは演奏者と聴衆が一緒に楽しむ双方向性の音楽会！　そんなわけでして、私のリサイタルは、私から一方的なベクトルで音楽を進行させます。ですから、私はギターを弾くことから逃げられません。結構なプレッシャーですが、まあ、自分なりにギター通して音楽をお聞かせできるように！と、日頃から練習しております。そして、今回のリサイタルにはサックスの本間さん、尺八の金野さんと山城さん、素晴らしい演奏家の方々が賛助してくださり、もうあの方々とは常に音楽をしておりますんで、きっと、私のギター独奏よりも聴衆の皆様には喜んでいただけるかも？？　でも、その賛助してくださる方々の相方は、私のギター！である、ということ！　だから、リサイタル題名の「My Guitar Music」なのです。アンサンブルでも、私のギターは主張しますんで、ハイッ～！ ただ今、懸命に自分にプレッシャーかけて、本番に向けて練習しております。
歳も歳ですんで、無理しないように無理して頑張ります！
　

さて、昨年は年末にかけて、おかげさまで演奏活動やらに追われまして本ブログの更新が途絶えておりました。まことに不甲斐ない自分に呆れもしますが、勘弁してください！　なんと、新年のご挨拶もせずに～、全く、もう！！　明けましておめでとうございます！　本年もギターのために微力ながら頑張ります。何卒ご声援のほどお願い申し上げます。

本年の最大モチベーション演奏のお知らせをさせていただきます。
かねてより「My Guitar Music」と銘打ったリサイタルをしてまいりましたが、本年4月にその第3回リサイタルを行います。タイトルは「My Guitar Music 3rd Stage」です。長男の娘、私の2番目の孫の讃歌が委嘱作曲家の高橋喜治先生より送られてまいりました。満を期して、3回目のリサイタル！です、ハイ～ッ！！

  
リサイタル実施スケジュールは下記の通りです。

 　　柳町正隆ギターリサイタル「My Guitar Music 3rd Stage」
　　 平成29年4月22日（土）
　　船橋市市民文化創造館「きららホール」
　　開場13：30　開演⑭14：00
　　入場料　3000円
　　内容　①クラシックギター
　　　　　②委嘱作品「陽子讃歌」
　　　　　③賛助演奏　　サックス＆ギター
　　　　　　　　　　　　尺八＆ギター
　　　　　④ＰＯＰＳギター
 
ぜひ一人でも多くの方に「陽子讃歌」をお聴きいただきたいです！

 頑張ります！！

私には初めての経験となりました、９月１３日（火）台風接近で天候条件が良くない日、２カ所ライヴ／日いたしました。船橋でお昼のライヴ、そしてその後茨城へ移動して夕刻前のライヴ、という、いやはや、楽しかったですが正直疲れました～！　その模様をリポートいたします。

１．船橋アリーナ＜ロビー・コンサート＞　11：15～12：00
 
台風接近で生憎の天候でしたが、ナント、開演に1時間ほど前から４、５名のお客様が椅子に座りだし始め、我々の演奏を待ってくださってるのです～！　イヤ～、驚きましたし嬉しかったですネ～！
このロビー・コンサート出演は、確か今回で6回目？？　勝手知った場所での演奏ですが、今回は少しばっか今までとの違いがありました。それは、私どもへの演奏依頼者が臼井さんという方から椎名さんという方に替わられたことです。その椎名さん、前任の臼井さん同様に、若いながら実にしっかりとした方です。「こういう方がいらっしゃるなら、大丈夫！」と、本当に嬉しくなりました。準備も整い、あとは開演を待つのみ～！


今回の演奏は、そうですネ、私自身の演奏も含め、ずいぶんとやってきたライヴですがその中でも結構満足できる出来だったと思います。時間は短かったですが、中身が濃かった～！
　　　１.コンドルは飛んでいく
　　　２.水色のワルツ
　　　３.与作
　　　４.星に願いを
　　　５.達者で、はて？ナ～
　　　＜アンコール＞コーヒー・ルンバ
いつもやっている曲ですが、1曲目のコンドルは尺八の金野氏が２階から階段を降りながら吹いてくる、という演出も入れてのもの。これがお客様の意表をついたのでしょう、大ウケ！そんなわけで出だしから大ノリとなりました。私自身、長年やってきた「与作」のソロが、とても気持ちが入って、そこそこの演奏ができたように思われたんで、嬉しかったです、ハイッ～！
    
演奏終了後、お昼の弁当を戴いていると、尺八の金野さんが何やら携帯で誰かと会話を始めました。そう、次のステージのために茨城からお迎えの車が到着したのです。

・・・・続く・・・

梅雨明けの８月１日、茨城の土浦近隣の霞ケ浦市にあります四万騎農園（マロン・ジャムで全国的に有名な農園）にて行われた尺八＆ギター<弦竹>石蔵コンサートをリポートいたします。
 
茨城「四万騎農園」コンサート会場の石蔵
この度、土浦経済同友会のご依頼で尺八＆ギター＜弦竹＞石蔵コンサートが、茨城県霞ヶ浦市のあります四万騎農園の、ナント、石蔵にて行われました。その石蔵（上スナップ）ですが、御影石（大谷石）で作られた蔵なのです。この四万騎農園、緑豊かな、栗の木が生い茂る、ウ～ン、良いところでした。
農園の事務所などの全景
土浦経済同友会の招聘して下さった稲本氏とのスナップ
石蔵内のステージでリハーサルの１ショット
会員２５名ほどの客席
 我々３人、柏から常磐線に乗り土浦の次の神立（かんだつ）で降り、タクシーで現地農園に向かいました。車中から見る栗林の木々の緑の眩しさ！車で１５分ほど、車の音もしない、静かな緑に囲まれた自然豊かな四万騎農園に到着。喧騒の世界から一転して、静寂の田舎に来た感じでした。見事な御影石（大谷石）で作られた石蔵へ入り、早々にセッティングを済ませ開演を待ちました。同友会の会員の方々が18時頃より石蔵に集まりはじめ、18時30分頃より演奏をスタートいたしました。
さて、この日のコンサートには特徴がありました。お分かりになるでしょうか？？
それは「オーディエンスは、全て男性！！」ということです。このようなケースは、我々には初めてのケースなんです。私は、演奏前にステージから客席を見てそれに気づいておりましたんで、「ヨ～ッしゃ、やったるで～！！」という気合でギターを手にしました！ヨ～

演奏曲は下記の通りです。

　　　　①コンドルは飛んで、花祭りへ
　　　　②サマー・タイム
　　　　③水色のワルツ
　　　　④与作
　　　　⑤達者で、はて？ナ～
　　　　※アンコール：コーヒー・ルンバ
  
「へえ～、尺八とギターでどんなことやるの？どんなもんなの？」という少々見下し的な視線が感じられたオーディエンスの目が、演奏が続くうちに、「参ったナ～、こりゃ～！」と輝いてき始め、熱心に聴き入り笑顔になっていった様子を、私はシカと確かめました。演奏はアンコールを含め、１時間を切る短い時間でしたが、内容的には十分手応えがありました。特に「与作」などのギター・アドリブ部では、私は意図的に挑発的な気持ちでプレイしました。そんなわけで、演奏は大変喜ばれました！！
演奏終了後には、バーベキューにも招かれ美味しい酒やビール、焼き肉など、たらふくごちそうになりました。「帰途の電車用にどうぞ！」と缶チューハイをも戴き、３人共にヘベレケになって戻って参りました。

というわけで、この度の茨城・四万騎農園での演奏には、改めて勉強させられましたし、かのような素晴らしい演奏の機会を与えて下さった土浦経済同友会の皆様には心から御礼を申し上げます。本当にありがとうございました！！