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さて、「エチュード・ギター研究所第5回発表会」の締めくくりは、私柳町が 指導している幕張本郷公民館のフルートアンサンブルの“コパン” (旧名アンダンテ)の皆さんの賛助演奏です。 このグループの方々も、本当に音楽が好きでして、合奏を通して豊かな 人生を愉しんでいらっしゃいます。私はフルートは吹けませんが、合奏の ポイントなどは楽器云々の問題ではありませんので、指導(?)をさせて いただいております。尚、当日は都合により出演ができないレギュラーの方が いまして、応援の方が入っての演奏となりました。
昨年11月にこのグループの10周年記念コンサートを同じ“きらら”で 行ないましたが、大成功のコンサートでした。そんな“コパン”の皆さんに この日は4曲の演奏を賛助賜りました。
①「シューベルトの子守歌」(F.シューベルト)
②「夏の日の恋」(M.スタイナー)
③「旅情」(A.チコニーニ)
④「藹藹(あいあい)アン・タンゴ」(柳町正隆)
この日の“コパン”の皆さんの演奏は、指揮をしていて感動しました。
何と言いますか、メンバーの皆さんの音が結集している!と、大袈裟ですが、 そんな“音”でした。特に、①「シューベルトの子守歌」は、指揮していて 「音楽って、何て素晴しいん?!!」と、声も出さずに私は心の中で 歌ってしまいました。そして、自画自賛かもしれませんが、④の「アン・タンゴ」は 良かったです、ハイッ!!「作ってよかった~!!」と...
“コパン”の皆さんの演奏は、本発表会に素晴しい花を添えてくださいました。
“コパン”の皆さん、本当にありがとうございました!!
めでたく、めでたく、「エチュード・ギター研究所第5回発表会」を終えることが できました。「何とも言えず!」の感動を、レッスン生には勿論、コパンの皆さん、そして影で動いてくださった方々、そしてご来場のお客様がより、私は賜りました。 そうですね、自分で弾くよりもレッスン生やコパンンの皆さんの音楽のほうが 私には感動的で、「このまま死んでもいい!!」と、どんなにか思いました。
来年も、今年の発表会をベースにして頑張りたく思います。 来年こそは、古川くんの発表も是非!とも...
レッスン生皆さんのさらなる上達をどうぞお楽しみに!! ありがとうございました!!
(柳町)
明日6月8日(火)船橋アリーナにての『6月ロビー・コンサート』、
午前11:15より11:45までの演奏です。
最寄駅は、新京成「北習志野」になります。そこから、少し歩きますが...
今回のプログラムは下記の通りです。
①「香月」(香登みのる)
②「村芝居」(長沢勝俊)
③「タイスの瞑想曲」(J.マスネー)
④「リベル・タンゴ」(A.ピアソラ)
⑤「風のエッセイ」(香登みのる)
⑥「与作」(七沢公典)
⑦「コンドルは花祭りへ」(南米民謡)
上記の曲で、②の「村芝居」は初めての演奏ですが、とても良い曲で
私が大好きな曲です。尺八と箏のための曲ですが、ギターでも、充分に
GOODです。そして、⑤「風のエッセイ」が良いです。二人が委嘱して
作っていただいた曲です。④「リベル・タンゴ」は、今回はきっとビックリ
するかも??金野さんの尺八が、それはそれは、凄いですヨ!!
北総開発鉄道「西白井」駅前のライヴハウス《アンの家》で隔月の
ライヴをしておりますが、そのお店のマスターの松井慎太郎さんが
パーカッションで上記⑤と⑥に加わってくださいます。パーカッションが
入ると、俄然楽しさ倍増の音楽になります。楽しいですヨ!
短い時間ですが、お客様方に喜んでいただけるよう精一杯の演奏を
させていただきます。
どうぞお時間の空けられる方のご来場をお願いいたします。
勿論、無料です、ハイッ!!
このロビ・コンの模様もリポート予定です。
頑張るゾ~!!
(柳町)
レッスン生の皆さんは<第1部練習曲独奏><第2部作品独奏>で夫々に 充分な手ごたえを得て、10分間の休憩後に<第3部二重奏>です。 レッスン生の相方は全て、私柳町が受け持ちました。 アンサンブルの楽しさは演奏側が楽しんで演奏することが最前提です。
1.月山晃大&柳町正隆
「Sanzen-in(三千院)」(A.ヨーク)
私評: 現代風な音使いやリズム、月山さんには向いていますので少しの綻びは全く問題なく、とても感じよく演奏できました。とにかく、月山さんはリズム感がとても良いので安心して相方を務めさせていただきました。
2.松本春美&柳町正隆
①「朝の歌」(吉松 隆)
②「煙が目にしみる」(J.カーン)
③「ヴェルヴェット・ワルツ」(吉松 隆)
私評: 松本さんのギターは、とにかく美音です。今回は練習していた3曲を発表しました。吉松さんの曲は、ギタリスト以外の方が書いた曲ですので、それは弾きづらい箇所ばかり。でも、良く音が出ていました。そして「煙が目にしみる」は、JAZZのハーモナイズに触れてもらいたくて取り組んでもらいました。とてもスマートな演奏ができた、と私は大変嬉しかったです。
3.板倉宏吉&柳町正隆
「長良川艶歌」(岡 千秋)
私評: 板倉さんにも二重奏の楽しさを!ということで、演歌を二人で取り組みました。時々は綻びもありますが、そんなことは重要ではありません。板倉さんがギターを楽しむこと、そしてアンサンブルの妙味を覚えてもらえれば、もうそれで良いわけです。独奏同様に、板倉さんのギターの音色は冴えていました。
4.藤巻ひろみ&柳町正隆
①「アヴェ・マリア」(C.グノー)
②「野ばらに寄せて」(F.マクダウェル)
私評: 2曲共にクラシックの名曲です。藤巻さんは、この1年間で本当に両腕・両指の脱力が著しく進みました。ギターは音が小さいから美しいのかもしれません。藤巻さんの丁寧なつまびきで、キレイなメロディイが浮び上がった演奏でした。
5.柞木田正&柳町正隆
①「恋人よ、帰り来たれ!」(J.ダウランド)
②「愛の挨拶」(E.エルガー)
私評: イギリスのルネッサンス期の巨匠、ダウランドの名曲とエルガーの「愛の挨拶」、共に良い曲です。二人共に練習してても「良い曲だネ~!」と何度も言いながら音を合せていました。 やはり演奏する側が、当たり前ですが、気持ちが入らないと良い演奏が無理です。タラキタさんのギターは、そんな意味からも自分の気持ちが良く表現できたものでした。GOODでした!
さて、<第3部二重奏>は上述のように進みました。内容的にもお客様方にも楽しんでいただけたのでは?と思います。レッスン生の皆さんは、見事に <第3部二重奏>まで見事な演奏を披露できたと、確信いたします。 来年の第6回目は、今回の素晴しい第5回を上回る内容となりますよう願っております。
そして、<第4部フルート合奏>の賛助演奏となりました。
このリポートは、次回にさせていただきます。お楽しみに!!
(柳町)
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中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
小山勝に師事 (社)日本ギター連盟正会員