エチュードギター研究所は千葉県船橋市にあるギター教室です。
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久々のリポートです。今後はマメに情報発信を行って参りますので何卒よろしく
お願いいたします。
さて、おかげさまで、エチュードギター研究所の第7回目発表会を無事に終了でき
ました。これも、ひとえに弛まぬ修練を積み重ねたレッスン生の皆さんのおかげ
です。本当に、レッスン生の皆様には感謝し、そして発表会会場に足繁くご来場
下さいましたお客様方にも心より御礼を申し上げます。ありがとうございました!!
さて、これより第7回目発表会のリポートをさせていただきます。結構長くなりますが、
どうか最後までお付き合いくださいませ!!
今回の発表会のために、従来通り事前リハーサルを3回行いました。その甲斐
あってでしょう、当日朝に会場控え室にて全員顔合わせの時レッスン生の皆さんの
落ち着いた表情に接し、本日の第7回発表会の成功を確信いたしました。
舞台組みから音響・照明の仕込みを終えリハーサルを開始しました。念入りにリハ
を行ったせいか、予定よりも大幅に時間が延びてしまい開場ぎりぎりの時間まで及
んでしまいました。 これは、主宰者の私の時間組みの失敗です。賛助してくださる
フルート合奏団の方々に数曲のリハで了解していただきました。基本的チェックが
不十分であったこと、フルート合奏団の皆様には深くお詫びを申し上げます。
さて、そんな状況で少し焦りだしましたら、何と数名のお客様が入場してしまい客席
前列に腰をかけ始めました。 「お客様、誠に申し訳ございませんが開場は1時から
です。お手数ですが、受付の芳名帳にご記入の上プログラムを受け取り再入場を
お願いいたします!!」と、お詫びとお願いをいたしました。この時、「前回よりお客様
が多いのでは?」と思いました。今回の発表会告知は地域情報紙「船橋よみうり」と
「船橋市広報」の2つです。今回も事前に電話問い合わせが6件ございました。内容
は「予約なしでも入場できますでしょうか??」というものでしたが「是非ご来場お願い
いたします!」とお問い合わせのお礼に併せお願いをいたしました。※結局ご来場者
数は82名で、プログラムが不足、急遽コピーして事なきを得ました。(ヒヤ汗もの!)
開演ベルが鳴り、主宰者挨拶に続いて、ご来場のお客様方へ礼奏として2曲、全員で
合奏を行いました。クラシック・ギター古典の大作曲家、F・ソルの練習曲、そして世界
的にも有名なイギリスの古謡「グリーンスリーブス」です。
主宰者の指揮のもと、見事に端正な演奏ができました。ここでも、また主宰者は「ウン、
今日は皆かなり音が良い!期待できるナ!」と、ワクワクしました。(ご満悦~!)
さて、これから本番です。第1部はレッスン生の「練習曲独奏」です。
1番手は、中学3年生の古川航暉(ふるかわ・こうき)くんです。当所の若きエースです!
演奏のエチュードは、L.ブローウェルのシンプルエチュード・シリーズより3曲。短い
曲ばかりですが、中身が非常に濃い練習曲集です。。コウキくんは、淡々と落ち着いて
見事な演奏を発表!主宰者にソックリの演奏は、やむを得ないですネ。(チョー嬉しい
スタートでした!!) 2番手は茨城県守谷市より足しげくレッスンに船橋まで通っている
立川基晴(たちかわ・もとはる)さん。エチュードの定番、F・ソルの作品35-22「月光」を
丁寧に弾ききりました。右手各指が弦を確実に捉えての端正な演奏でした。
続いての演奏は、立川さんと同じ茨城県の取手市在住のの藤巻義明(ふじまき・よし
あき)さんです。昨年夏より当所に通っています。M・カルカッシの作品25-3を、持ち前の
音楽的センスで爽やかに弾ききりました。「ギターの音って、優しいナ~!」と、改めて
感じさせられました。 続いての演奏は、またまた同じ茨城県つくばみらい市よりの細川
千恵子(ほそかわ・ちえこ)さんです。この方の奏でるギターはとても優しく繊細で美音な
のです。演奏のエチュードは、N・コストの「練習曲ニ短調」です。少しの綻びはありまし
たが、落ち着いての演奏で最後まで見事に、そしてきれいに弾ききりました。(ホッと胸を
撫で下ろしました) 続いての方は松本春美(まつもと・はるみ)さんです。第1回目から
毎回の発表です。頭が下がりますネ~ 演奏の練習曲はG・レゴンディの「練習曲第1番
ハ長調」です。落ち着いたテンポでスタートし、深みのあるメロディをきちんと歌いました。
ややもすると恣意的で下品な演奏になりがちですが、彼女はきちんと楽譜どおりにスト
レートな演奏で、なおさら曲の良さが感じられました。GOODな演奏でした!
続いては、先の松本春美さん同様に第1回目より発表の、本年72歳の板倉宏吉(いた
くら・こうきち)さんです。演奏曲はF・カルリの「練習曲イ短調」。定年退職後からギターに
接していらっしゃるのですが、練習熱心なこと、そして何より紳士的な振る舞いや言動が
レッスン生全員から全幅の信頼を置かれていらっしゃる方です。本日の演奏も、この
練習曲も板さんらしく、丹念にじっくりと弾ききりました。(ウ~ン、実に良いですネ)
さて、続くレッスン生は藤巻(ふじまき)ひろみさんです。10年ほど前に当所を始めた
時からのレッスン生のお一人です。演奏は、F・タレガの「メヌエット形式の練習曲」。
「ギターが大好きな方なんだナ~!」と一目瞭然の方です。演奏のほうも、短いですが、
丁寧に仕上げました。だんだんと良くなるひろみさん、これからも楽しみです。
さて、最終奏者は、やはり第1回目より続けています柞木田正(たらきた・ただし)さん。
ギター歴は、当所レッスン生のなかでも一番長い方です。それでも、まだまだ向上の
気持ちが強く、練習熱心です。演奏のエチュードは、F・ソルの「作品29-19」で、短い
ですが技術を要する曲です。しっかりと弾ききりました。
ステージ横で練習曲独奏を聴いておりましたが、皆さんのギターの音がとても良いので
たぶん、お客様は「練習曲って、ギターらしくって良いもんだ!」と思われたに違いありま
せん。また、それはレッスン生全員の方が丁寧な演奏をしたからに他なりませんが...
第1部「練習曲独奏」を終えて、レッスン生の皆さんは第2部「作品独奏」です。
一番手は、やはり若い古川航暉(ふるかわ・こうき)くんです。演奏曲は、何と!やたらと
カッコ良く人気の高いR・ディアンス作曲「タンゴ・アン・スカイ」です。この曲に取り掛かっ
てまだ半年も経っていないですが、見事なものです。とにかく、リズム感の良い古川君
ですので、サラリとカッコ良く弾ききり、お客様からも一段と大きな拍手を頂きました。
続く2番手、立川基晴(たちかわ・もとはる)さんです。第1部の練習曲も落ち着いての
演奏でしたが作品独奏でもA・バリオスの「大聖堂」より第1楽章“プレリュード”をしかと
弾ききりました。今回は、この第1楽章のみとことん練習しましたが成果が見事に出て
ました。来年の第2楽章、第3楽章まで発表が楽しみです。
続いては、藤巻義明(ふじまき・よしあき)さんです。拙教室発表会での演奏は初めて
ですが、落ち着いていました。演奏曲は、クラシックギターの名曲の1つF・タレガの
「アラビア風奇想曲」です。誰彼に聴かせるわけではない、実にtご自分の心の中に
向けての淡々と音を綴った演奏と思いました。実に味わいのある演奏でした。
続く細川千恵子(ほそかわ・ちえこ)さんも、良い演奏でした。先の藤巻さんと同じ、F・
タレガ晩年の傑作、短い曲ですが、それこそ魂の曲といえる「エンデチャとオレムス」。
本当に丁寧に弾きました。音の一つ一つに、命を感じたように思いました。
さて、素晴しい作品独奏が続きます。続いては、松本春美(まつもと・はるみ)さんです。
演奏曲は、M・ポンセの「バレット」。世紀の大ギタリスト、A・セゴヴィアに献呈作曲され
た実に味わいのある佳曲です。3部構成で、非常に厄介な左手の動きが要される曲を
松本さんは実に丁寧に演奏しました。松本さんは、とにかく音色が優しいので、それと
決して急がず落ち着いて音を綴ります。今回もよい演奏でした。 続いての演奏は、
板倉宏吉さんです。曲は、何とF・タレガの「アルハンブラの思い出」です。この曲は、
誰しもが弾いてみたい曲です。板倉さんは2年半かけての今回の発表です。
今回の発表会のハイライト!といっても過言ではないでしょう。トツトツとトレモロが
メロディを紡ぎました。舞台横で私は演奏する板倉さんの姿をしかと見届けておりまし
たが、今までの板さんの練習振りが思い出され、「良くここまで来られたナ~!」と...
最後の和音が鳴り止んだ時感動で胸が一杯になりました。決して饒舌な演奏ではなく、
自分に向けての音が聴いている方々に自然と音楽として伝わる素晴しい演奏でした。
続いては、やはり第1回目からの発表をしています藤巻ひろみさん。今回は2曲の発表
です。1曲目はスペインのカタルニア民謡でギター愛好家の間では定番的名曲「聖母の
御子」。一般的にはM・リョベートの編曲版が使われますが、藤巻さんは「エストレリー
タ」で有名なメキシコの作曲家、M・ポンセの編曲版を取り上げました。構成や和音が
新鮮でこの曲のよさが再認識できました。藤巻さんの丁寧な右各指の撥弦が印象的な
演奏でした。2曲目はリズミカルなG・マルセロの「ボレロ」。左指の押弦が厄介な部分も
ありましたが軽やかなボレロの演奏でした。また、落ち着いた佇まいが演奏を良くしても
いました。独奏の殿は柞木田正さん。ベテランの選んだ曲は2曲、1曲目はA・セゴヴィア
でも有名なG・クレスポの「ノルテーニャ」。南米フォルクローレの香り漂う佳曲です。
和音の多いこの曲、柞木田さんは右各指にきちんと指令を出して念入りに演奏を進め
ました。続いての2曲目は、ヴァイオリンの曲、J・S・バッハのフーガ。技巧的にもかなり
高度なものが要求され、また楽曲的にも難易度の高い曲です。テンポを決して早くせず
確実な発音に留意し、見事に弾ききりました。
以上、第1部「エチュード独奏」、第2部「作品独奏」が終了。
全員の独奏を聴いての感想ですが、正直なところレッスン生全員に演奏力が着実に
ついてきていて、小手先だけでの演奏ではなく、楽譜を基本とし音符どおりの発音を
明確にする修練の成果であり、その結果音楽が聞こえてくる、ということです。
全員が聴き応えのある独奏の発表ができまして、本当にレスナー冥利でした。
ここで、5分ほどの休憩をいただきました。
さて、後半は重奏からスタートです。
第3部はギター二重奏が主ですが、最後にキーボードも加わったトリオでの演奏も
あります。とにかく、この第3部は「楽しく!」「明るく!」です!!
重奏の1番手は、古川君と主宰者柳町のギター二重奏です。 曲は、なんと、往年の
POPS「スタンド・バイ・ミー」です。パーカッシブなバッキングに聴く人は「おや~??」
っとします。でも、このような曲はリズムが命です。古川君のリードも冴え、ご機嫌な
演奏でした。 (余談になりますが古川君はエレキGも持っているそうです。)
2番手は、アコギとガットの二重奏。演奏は、鈴木等人(すずき・ひとし)さんと主宰者。
曲は、フォーク界の大御所、長渕剛の「とんぼ」。 鈴木さんは、2年前からに当所に
レッスンで通っていますが、それ以前は全く音楽のオの字にも触れていませんでした。
ですから、カウントを元に演奏を開始するのが当たり前ですがそれでも鈴木さん自身
カウントが取れませんでした。 言葉は悪いですが、楽器に初めて触れる幼児のよう
でした。 今回は、日ごろ練習してきました鈴木さんが大好きなフォーク歌手、長渕
剛の「とんぼ」を、私がメロディパートを、鈴木さんはダウンストロークのみでコードを
確実に演奏することを、1ヶ月間トコトン練習しました。 そして、本番!!
おかげさまで、見事に鈴木さん、やりました!!
終わりに近づくにつれ、私は心の中で「いいぞ、いいぞ、そう、そう、そのままエンディ
ングまで持ちこたえて!!」と叫びましたヨ。 やった~!!
私は、鈴木さんが音楽を嫌いになるのが怖かったのです。ですから、そう、結構、気を
使いました。 でも、その甲斐あって、めでたし!めでたし!の演奏でした!!
次の細川千恵子さん、前の鈴木さんがとても会場を沸かしました後ですのでやりづら
かったですか?ネ でも、千恵子さん、落ち着いていました。美音の千恵子さんとの
「インヴェンション第13番」です。 千恵子さんの音がとても心地よく、二重奏が楽しい
です。取上げた曲がバッハですが、でも、とても気持ちよく演奏できた!と確信をいた
します。千恵子さんは、人間的にも優しい方で、ウン、何かと応援しちゃいますネ~!
ギターの弦の音を感じさせてくれますもんネ~!(褒め過ぎ、イヤイヤ、違います)
続いての二重奏、立川基晴さんと主宰者の二重奏です。クラシックギターの二重奏の
定番的な名曲です。F・カルリの「6つの対話風小二重奏」より有名な第34番の1。
モトさん(私は立川さんをモトさんと呼ばせていただいてます)は、古典的ないわゆる
クラシック・ギターが大好きな方で、オーソドックスな方です。取上げた曲も、カルリの
名曲、序奏とロンドで少し長めの曲ですが、モトさん好きなだけあっての好演でした。
そう、二重奏は楽しくなっきゃ!です。
続いての二重奏は、藤巻義明さんと主宰者です。 藤巻さんは(私はヨシさんと呼ば
せていただております)、私と同年代なのですが人間的に敬服することばかり。
とても紳士的でインテリジェンスあふれ、羨ましくなるお人柄の方です。そんなヨシさん
ですので、二重奏の曲もサラリとした、そう、爽やかに風が吹くイメージでした。
歌唱の好きな方でしたらご存知の愛らしい佳曲「小さな木の実」です。演奏は、本当に
良いものでした。ハッタリ的な感じ、まったくゼロ!の、GOODな音楽そのものでした。
さて二重奏、次の方は松本春美さんと主宰者です。 曲は、スタンダードの名曲「星に
願いを」です。春美さん(私はハルミさんと呼ばせtいただいてます)の本当にやさしい
弦の音に相応しい良い演奏でした。結構練習は重ねましたが、本番の演奏が一番に
良かったです!! 決して舞い上がらない、とても落ち着いた音楽的なギターでした。
続いては、板倉宏吉さんです。エチュード独奏、作品独奏、共にGOODなイタさん!
さて二重奏は、イタさんの大好きな石原裕次郎の絶唱曲「北の旅人」です。やはり、
好きなメロディを弾くときのイタさん、気持ちが入っていました。気持ちが、フ~っと
楽になりました。やはり、私たちは日本人なんだ!と、再確認です。独奏後の二重奏
ですのでリラックスして楽しく二人で演奏できました。
続く方は、藤巻ひろみさんです。クラシカルピースより2曲、「愛の挨拶」そしてシュー
ベルトの「セレナーデ」を取り上げました。独奏の時のひろみさんとは打って変わって
楽しげにギターを奏でました。ご本人も、独奏より二重奏やアンサンブルのほうが好き
なのだそうです。特に「セレナーデ」は、よかったです、ハイッ!!
二重奏最後は柞木田正さん、曲は、J・S・バッハのカンタータの代表的な「主よ、人の
望みの喜びよ」です。バッハのようなバロック、古典の作品もやはりギターですと二重
奏での演奏がとても音的にも落ち着いた感がします。たぶん、お聴きの方々もその
ように思われたのではないでしょうか?? ベテランのタラさんらしい好演でした。
さて、重奏最後は、古川コウキくんとコウキくんのお母様雅子(マサコ)さんとの3重奏。
コウキくんお母さまは、何とジャズバンドでピアノを弾かれていらっしゃる方なんです。
ですから、テクニックも十分、音楽性もリズム感もバッチリ!! 古川親子に私が参加
という形で、楽しくエンディングをしました。POPSで、坂本龍一の「エナジー・フロウ」、
そしてカーペンターズの名曲「トップ・オブ・ザ・ワールド」です。さすがにコウキくん、
クラシックと違って、またお母さんと一緒の演奏でだいぶリラックスした良い演奏でした。
お母様のキーボードはやはり正確でリズムがしっかりとしていて、私も大変演奏が楽
しくできました。本当に、お母様の賛助で楽しく締めくくることができました。感謝を申し
あげます。本当にありがとうございました。
以上、どうにか第3部重奏の部まで、お付き合いありがとうございました!!
とにかく、レッスン生の皆さんの演奏発表、どんなにか見事にできたことか!!
心より「お疲れ様でした!!」と申し上げます。
賛助演奏はフルート合奏団“コパン”の皆さんです。 コパンの皆さんの前に、コパンの
1st 古田さん、2nd 伊藤さんと私の3重奏「コメ・プリマ」の演奏が予定されておりまし
たが、時間の関係上割愛させていただきました。心よりお詫びを申し上げます。
そして、結局“コパン”の皆様に4曲演奏をお願いいたしました。 「マドリガル」「ロンドン
デリーの歌」「間奏曲」「アンのワルツ」です。 「マドリガル」はファゴットの石坂さんの
編曲、他3曲は私柳町の作・編曲のものです。 音が非常にクリアでアンサンブルも
練習通りの出来で良かったです。コパンの皆さんにはこれからも益々のご活躍を願っ
ております。 時間が大変空いてしまったりしてご迷惑をおかけいたしましたが、にも
かかわらず、発表会に見事な花を添えてくださり、心よりコパンの皆様に御礼を申し
上げます。ありがとうごxざいました!!
どうにかプログラムも終了し、主宰者の私よりの〆の御礼を申し上げました。
「来年も発表会ができますよう、また皆で頑張ってみます!!」
長いリポートでしたが最後までお付き合い、ありがとうございました!!
それでは、「エチュードギター研究所第7回発表会」のリポート、この辺で終わらせて
いただきます。 これからも何卒応援のほど、お願いいたします。
《追記》 今回の発表会、ギターの方々の演奏の際、細いマイクらしいものがあり、
椅子の後ろに黒い円筒形のモノもありましたこと、お気づきの方もいらっ
しゃると思います。あれは、東京・目白のギター専門店「ギタルラ社」から
発売されている「ステージ・マスター」という音響装置です。生ギターの
音を自然な感じで拡声する装置でして、使用することによって奏者は力
まずに弾けますので私たちクラシックギター奏者の強い味方です。
最大出力30Wというもので、価格は少し高いですが、なかなかの優れ
ものの装置であることは間違いありません。詳細をお知りになりたい方は
どうぞご一報ください。私も1台所有しております。
お願いいたします。
さて、おかげさまで、エチュードギター研究所の第7回目発表会を無事に終了でき
ました。これも、ひとえに弛まぬ修練を積み重ねたレッスン生の皆さんのおかげ
です。本当に、レッスン生の皆様には感謝し、そして発表会会場に足繁くご来場
下さいましたお客様方にも心より御礼を申し上げます。ありがとうございました!!
さて、これより第7回目発表会のリポートをさせていただきます。結構長くなりますが、
どうか最後までお付き合いくださいませ!!
今回の発表会のために、従来通り事前リハーサルを3回行いました。その甲斐
あってでしょう、当日朝に会場控え室にて全員顔合わせの時レッスン生の皆さんの
落ち着いた表情に接し、本日の第7回発表会の成功を確信いたしました。
舞台組みから音響・照明の仕込みを終えリハーサルを開始しました。念入りにリハ
を行ったせいか、予定よりも大幅に時間が延びてしまい開場ぎりぎりの時間まで及
んでしまいました。 これは、主宰者の私の時間組みの失敗です。賛助してくださる
フルート合奏団の方々に数曲のリハで了解していただきました。基本的チェックが
不十分であったこと、フルート合奏団の皆様には深くお詫びを申し上げます。
さて、そんな状況で少し焦りだしましたら、何と数名のお客様が入場してしまい客席
前列に腰をかけ始めました。 「お客様、誠に申し訳ございませんが開場は1時から
です。お手数ですが、受付の芳名帳にご記入の上プログラムを受け取り再入場を
お願いいたします!!」と、お詫びとお願いをいたしました。この時、「前回よりお客様
が多いのでは?」と思いました。今回の発表会告知は地域情報紙「船橋よみうり」と
「船橋市広報」の2つです。今回も事前に電話問い合わせが6件ございました。内容
は「予約なしでも入場できますでしょうか??」というものでしたが「是非ご来場お願い
いたします!」とお問い合わせのお礼に併せお願いをいたしました。※結局ご来場者
数は82名で、プログラムが不足、急遽コピーして事なきを得ました。(ヒヤ汗もの!)
開演ベルが鳴り、主宰者挨拶に続いて、ご来場のお客様方へ礼奏として2曲、全員で
合奏を行いました。クラシック・ギター古典の大作曲家、F・ソルの練習曲、そして世界
的にも有名なイギリスの古謡「グリーンスリーブス」です。
主宰者の指揮のもと、見事に端正な演奏ができました。ここでも、また主宰者は「ウン、
今日は皆かなり音が良い!期待できるナ!」と、ワクワクしました。(ご満悦~!)
さて、これから本番です。第1部はレッスン生の「練習曲独奏」です。
1番手は、中学3年生の古川航暉(ふるかわ・こうき)くんです。当所の若きエースです!
演奏のエチュードは、L.ブローウェルのシンプルエチュード・シリーズより3曲。短い
曲ばかりですが、中身が非常に濃い練習曲集です。。コウキくんは、淡々と落ち着いて
見事な演奏を発表!主宰者にソックリの演奏は、やむを得ないですネ。(チョー嬉しい
スタートでした!!) 2番手は茨城県守谷市より足しげくレッスンに船橋まで通っている
立川基晴(たちかわ・もとはる)さん。エチュードの定番、F・ソルの作品35-22「月光」を
丁寧に弾ききりました。右手各指が弦を確実に捉えての端正な演奏でした。
続いての演奏は、立川さんと同じ茨城県の取手市在住のの藤巻義明(ふじまき・よし
あき)さんです。昨年夏より当所に通っています。M・カルカッシの作品25-3を、持ち前の
音楽的センスで爽やかに弾ききりました。「ギターの音って、優しいナ~!」と、改めて
感じさせられました。 続いての演奏は、またまた同じ茨城県つくばみらい市よりの細川
千恵子(ほそかわ・ちえこ)さんです。この方の奏でるギターはとても優しく繊細で美音な
のです。演奏のエチュードは、N・コストの「練習曲ニ短調」です。少しの綻びはありまし
たが、落ち着いての演奏で最後まで見事に、そしてきれいに弾ききりました。(ホッと胸を
撫で下ろしました) 続いての方は松本春美(まつもと・はるみ)さんです。第1回目から
毎回の発表です。頭が下がりますネ~ 演奏の練習曲はG・レゴンディの「練習曲第1番
ハ長調」です。落ち着いたテンポでスタートし、深みのあるメロディをきちんと歌いました。
ややもすると恣意的で下品な演奏になりがちですが、彼女はきちんと楽譜どおりにスト
レートな演奏で、なおさら曲の良さが感じられました。GOODな演奏でした!
続いては、先の松本春美さん同様に第1回目より発表の、本年72歳の板倉宏吉(いた
くら・こうきち)さんです。演奏曲はF・カルリの「練習曲イ短調」。定年退職後からギターに
接していらっしゃるのですが、練習熱心なこと、そして何より紳士的な振る舞いや言動が
レッスン生全員から全幅の信頼を置かれていらっしゃる方です。本日の演奏も、この
練習曲も板さんらしく、丹念にじっくりと弾ききりました。(ウ~ン、実に良いですネ)
さて、続くレッスン生は藤巻(ふじまき)ひろみさんです。10年ほど前に当所を始めた
時からのレッスン生のお一人です。演奏は、F・タレガの「メヌエット形式の練習曲」。
「ギターが大好きな方なんだナ~!」と一目瞭然の方です。演奏のほうも、短いですが、
丁寧に仕上げました。だんだんと良くなるひろみさん、これからも楽しみです。
さて、最終奏者は、やはり第1回目より続けています柞木田正(たらきた・ただし)さん。
ギター歴は、当所レッスン生のなかでも一番長い方です。それでも、まだまだ向上の
気持ちが強く、練習熱心です。演奏のエチュードは、F・ソルの「作品29-19」で、短い
ですが技術を要する曲です。しっかりと弾ききりました。
ステージ横で練習曲独奏を聴いておりましたが、皆さんのギターの音がとても良いので
たぶん、お客様は「練習曲って、ギターらしくって良いもんだ!」と思われたに違いありま
せん。また、それはレッスン生全員の方が丁寧な演奏をしたからに他なりませんが...
第1部「練習曲独奏」を終えて、レッスン生の皆さんは第2部「作品独奏」です。
一番手は、やはり若い古川航暉(ふるかわ・こうき)くんです。演奏曲は、何と!やたらと
カッコ良く人気の高いR・ディアンス作曲「タンゴ・アン・スカイ」です。この曲に取り掛かっ
てまだ半年も経っていないですが、見事なものです。とにかく、リズム感の良い古川君
ですので、サラリとカッコ良く弾ききり、お客様からも一段と大きな拍手を頂きました。
続く2番手、立川基晴(たちかわ・もとはる)さんです。第1部の練習曲も落ち着いての
演奏でしたが作品独奏でもA・バリオスの「大聖堂」より第1楽章“プレリュード”をしかと
弾ききりました。今回は、この第1楽章のみとことん練習しましたが成果が見事に出て
ました。来年の第2楽章、第3楽章まで発表が楽しみです。
続いては、藤巻義明(ふじまき・よしあき)さんです。拙教室発表会での演奏は初めて
ですが、落ち着いていました。演奏曲は、クラシックギターの名曲の1つF・タレガの
「アラビア風奇想曲」です。誰彼に聴かせるわけではない、実にtご自分の心の中に
向けての淡々と音を綴った演奏と思いました。実に味わいのある演奏でした。
続く細川千恵子(ほそかわ・ちえこ)さんも、良い演奏でした。先の藤巻さんと同じ、F・
タレガ晩年の傑作、短い曲ですが、それこそ魂の曲といえる「エンデチャとオレムス」。
本当に丁寧に弾きました。音の一つ一つに、命を感じたように思いました。
さて、素晴しい作品独奏が続きます。続いては、松本春美(まつもと・はるみ)さんです。
演奏曲は、M・ポンセの「バレット」。世紀の大ギタリスト、A・セゴヴィアに献呈作曲され
た実に味わいのある佳曲です。3部構成で、非常に厄介な左手の動きが要される曲を
松本さんは実に丁寧に演奏しました。松本さんは、とにかく音色が優しいので、それと
決して急がず落ち着いて音を綴ります。今回もよい演奏でした。 続いての演奏は、
板倉宏吉さんです。曲は、何とF・タレガの「アルハンブラの思い出」です。この曲は、
誰しもが弾いてみたい曲です。板倉さんは2年半かけての今回の発表です。
今回の発表会のハイライト!といっても過言ではないでしょう。トツトツとトレモロが
メロディを紡ぎました。舞台横で私は演奏する板倉さんの姿をしかと見届けておりまし
たが、今までの板さんの練習振りが思い出され、「良くここまで来られたナ~!」と...
最後の和音が鳴り止んだ時感動で胸が一杯になりました。決して饒舌な演奏ではなく、
自分に向けての音が聴いている方々に自然と音楽として伝わる素晴しい演奏でした。
続いては、やはり第1回目からの発表をしています藤巻ひろみさん。今回は2曲の発表
です。1曲目はスペインのカタルニア民謡でギター愛好家の間では定番的名曲「聖母の
御子」。一般的にはM・リョベートの編曲版が使われますが、藤巻さんは「エストレリー
タ」で有名なメキシコの作曲家、M・ポンセの編曲版を取り上げました。構成や和音が
新鮮でこの曲のよさが再認識できました。藤巻さんの丁寧な右各指の撥弦が印象的な
演奏でした。2曲目はリズミカルなG・マルセロの「ボレロ」。左指の押弦が厄介な部分も
ありましたが軽やかなボレロの演奏でした。また、落ち着いた佇まいが演奏を良くしても
いました。独奏の殿は柞木田正さん。ベテランの選んだ曲は2曲、1曲目はA・セゴヴィア
でも有名なG・クレスポの「ノルテーニャ」。南米フォルクローレの香り漂う佳曲です。
和音の多いこの曲、柞木田さんは右各指にきちんと指令を出して念入りに演奏を進め
ました。続いての2曲目は、ヴァイオリンの曲、J・S・バッハのフーガ。技巧的にもかなり
高度なものが要求され、また楽曲的にも難易度の高い曲です。テンポを決して早くせず
確実な発音に留意し、見事に弾ききりました。
以上、第1部「エチュード独奏」、第2部「作品独奏」が終了。
全員の独奏を聴いての感想ですが、正直なところレッスン生全員に演奏力が着実に
ついてきていて、小手先だけでの演奏ではなく、楽譜を基本とし音符どおりの発音を
明確にする修練の成果であり、その結果音楽が聞こえてくる、ということです。
全員が聴き応えのある独奏の発表ができまして、本当にレスナー冥利でした。
ここで、5分ほどの休憩をいただきました。
さて、後半は重奏からスタートです。
第3部はギター二重奏が主ですが、最後にキーボードも加わったトリオでの演奏も
あります。とにかく、この第3部は「楽しく!」「明るく!」です!!
重奏の1番手は、古川君と主宰者柳町のギター二重奏です。 曲は、なんと、往年の
POPS「スタンド・バイ・ミー」です。パーカッシブなバッキングに聴く人は「おや~??」
っとします。でも、このような曲はリズムが命です。古川君のリードも冴え、ご機嫌な
演奏でした。 (余談になりますが古川君はエレキGも持っているそうです。)
2番手は、アコギとガットの二重奏。演奏は、鈴木等人(すずき・ひとし)さんと主宰者。
曲は、フォーク界の大御所、長渕剛の「とんぼ」。 鈴木さんは、2年前からに当所に
レッスンで通っていますが、それ以前は全く音楽のオの字にも触れていませんでした。
ですから、カウントを元に演奏を開始するのが当たり前ですがそれでも鈴木さん自身
カウントが取れませんでした。 言葉は悪いですが、楽器に初めて触れる幼児のよう
でした。 今回は、日ごろ練習してきました鈴木さんが大好きなフォーク歌手、長渕
剛の「とんぼ」を、私がメロディパートを、鈴木さんはダウンストロークのみでコードを
確実に演奏することを、1ヶ月間トコトン練習しました。 そして、本番!!
おかげさまで、見事に鈴木さん、やりました!!
終わりに近づくにつれ、私は心の中で「いいぞ、いいぞ、そう、そう、そのままエンディ
ングまで持ちこたえて!!」と叫びましたヨ。 やった~!!
私は、鈴木さんが音楽を嫌いになるのが怖かったのです。ですから、そう、結構、気を
使いました。 でも、その甲斐あって、めでたし!めでたし!の演奏でした!!
次の細川千恵子さん、前の鈴木さんがとても会場を沸かしました後ですのでやりづら
かったですか?ネ でも、千恵子さん、落ち着いていました。美音の千恵子さんとの
「インヴェンション第13番」です。 千恵子さんの音がとても心地よく、二重奏が楽しい
です。取上げた曲がバッハですが、でも、とても気持ちよく演奏できた!と確信をいた
します。千恵子さんは、人間的にも優しい方で、ウン、何かと応援しちゃいますネ~!
ギターの弦の音を感じさせてくれますもんネ~!(褒め過ぎ、イヤイヤ、違います)
続いての二重奏、立川基晴さんと主宰者の二重奏です。クラシックギターの二重奏の
定番的な名曲です。F・カルリの「6つの対話風小二重奏」より有名な第34番の1。
モトさん(私は立川さんをモトさんと呼ばせていただいてます)は、古典的ないわゆる
クラシック・ギターが大好きな方で、オーソドックスな方です。取上げた曲も、カルリの
名曲、序奏とロンドで少し長めの曲ですが、モトさん好きなだけあっての好演でした。
そう、二重奏は楽しくなっきゃ!です。
続いての二重奏は、藤巻義明さんと主宰者です。 藤巻さんは(私はヨシさんと呼ば
せていただております)、私と同年代なのですが人間的に敬服することばかり。
とても紳士的でインテリジェンスあふれ、羨ましくなるお人柄の方です。そんなヨシさん
ですので、二重奏の曲もサラリとした、そう、爽やかに風が吹くイメージでした。
歌唱の好きな方でしたらご存知の愛らしい佳曲「小さな木の実」です。演奏は、本当に
良いものでした。ハッタリ的な感じ、まったくゼロ!の、GOODな音楽そのものでした。
さて二重奏、次の方は松本春美さんと主宰者です。 曲は、スタンダードの名曲「星に
願いを」です。春美さん(私はハルミさんと呼ばせtいただいてます)の本当にやさしい
弦の音に相応しい良い演奏でした。結構練習は重ねましたが、本番の演奏が一番に
良かったです!! 決して舞い上がらない、とても落ち着いた音楽的なギターでした。
続いては、板倉宏吉さんです。エチュード独奏、作品独奏、共にGOODなイタさん!
さて二重奏は、イタさんの大好きな石原裕次郎の絶唱曲「北の旅人」です。やはり、
好きなメロディを弾くときのイタさん、気持ちが入っていました。気持ちが、フ~っと
楽になりました。やはり、私たちは日本人なんだ!と、再確認です。独奏後の二重奏
ですのでリラックスして楽しく二人で演奏できました。
続く方は、藤巻ひろみさんです。クラシカルピースより2曲、「愛の挨拶」そしてシュー
ベルトの「セレナーデ」を取り上げました。独奏の時のひろみさんとは打って変わって
楽しげにギターを奏でました。ご本人も、独奏より二重奏やアンサンブルのほうが好き
なのだそうです。特に「セレナーデ」は、よかったです、ハイッ!!
二重奏最後は柞木田正さん、曲は、J・S・バッハのカンタータの代表的な「主よ、人の
望みの喜びよ」です。バッハのようなバロック、古典の作品もやはりギターですと二重
奏での演奏がとても音的にも落ち着いた感がします。たぶん、お聴きの方々もその
ように思われたのではないでしょうか?? ベテランのタラさんらしい好演でした。
さて、重奏最後は、古川コウキくんとコウキくんのお母様雅子(マサコ)さんとの3重奏。
コウキくんお母さまは、何とジャズバンドでピアノを弾かれていらっしゃる方なんです。
ですから、テクニックも十分、音楽性もリズム感もバッチリ!! 古川親子に私が参加
という形で、楽しくエンディングをしました。POPSで、坂本龍一の「エナジー・フロウ」、
そしてカーペンターズの名曲「トップ・オブ・ザ・ワールド」です。さすがにコウキくん、
クラシックと違って、またお母さんと一緒の演奏でだいぶリラックスした良い演奏でした。
お母様のキーボードはやはり正確でリズムがしっかりとしていて、私も大変演奏が楽
しくできました。本当に、お母様の賛助で楽しく締めくくることができました。感謝を申し
あげます。本当にありがとうございました。
以上、どうにか第3部重奏の部まで、お付き合いありがとうございました!!
とにかく、レッスン生の皆さんの演奏発表、どんなにか見事にできたことか!!
心より「お疲れ様でした!!」と申し上げます。
賛助演奏はフルート合奏団“コパン”の皆さんです。 コパンの皆さんの前に、コパンの
1st 古田さん、2nd 伊藤さんと私の3重奏「コメ・プリマ」の演奏が予定されておりまし
たが、時間の関係上割愛させていただきました。心よりお詫びを申し上げます。
そして、結局“コパン”の皆様に4曲演奏をお願いいたしました。 「マドリガル」「ロンドン
デリーの歌」「間奏曲」「アンのワルツ」です。 「マドリガル」はファゴットの石坂さんの
編曲、他3曲は私柳町の作・編曲のものです。 音が非常にクリアでアンサンブルも
練習通りの出来で良かったです。コパンの皆さんにはこれからも益々のご活躍を願っ
ております。 時間が大変空いてしまったりしてご迷惑をおかけいたしましたが、にも
かかわらず、発表会に見事な花を添えてくださり、心よりコパンの皆様に御礼を申し
上げます。ありがとうごxざいました!!
どうにかプログラムも終了し、主宰者の私よりの〆の御礼を申し上げました。
「来年も発表会ができますよう、また皆で頑張ってみます!!」
長いリポートでしたが最後までお付き合い、ありがとうございました!!
それでは、「エチュードギター研究所第7回発表会」のリポート、この辺で終わらせて
いただきます。 これからも何卒応援のほど、お願いいたします。
《追記》 今回の発表会、ギターの方々の演奏の際、細いマイクらしいものがあり、
椅子の後ろに黒い円筒形のモノもありましたこと、お気づきの方もいらっ
しゃると思います。あれは、東京・目白のギター専門店「ギタルラ社」から
発売されている「ステージ・マスター」という音響装置です。生ギターの
音を自然な感じで拡声する装置でして、使用することによって奏者は力
まずに弾けますので私たちクラシックギター奏者の強い味方です。
最大出力30Wというもので、価格は少し高いですが、なかなかの優れ
ものの装置であることは間違いありません。詳細をお知りになりたい方は
どうぞご一報ください。私も1台所有しております。
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プロフィール
HN:
柳町正隆
年齢:
74
HP:
性別:
男性
誕生日:
1950/06/30
自己紹介:
茨城県生まれ 埼玉大學教養学部卒
中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
小山勝に師事 (社)日本ギター連盟正会員
中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
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