一昨年１２月に同コンサートに出演いたしましたが、本年度のコンサートに再度招かれて、茨城まで出かけました。本コンサートは、尺八の金野氏のクリスチャンのお兄さん率いる「霞ヶ浦ゴスペルクワイヤー」の主催です。私事ですが、会場の「玉造公民館」は私の郷里の隣町にありまして、“故郷での演奏”には普段とは違っての気分で会場へ向かいました。おかげさまで素晴らしいコンサートでしたので、そのリポート！　少々長くなるかもしれませんが、お付き合い下さい～！！
                                                 

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　「2015　行方クリスマス音楽会」
　　　　　　　　　　　　平成27年12月5日（土）
　　　　　　　　　　ＰＭ2：00開場　ＰＭ：2：30開演　
　　　　　　　　　　　　　玉造公民館大ホール
　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　＜プログラム＞
　　　　　　　　　　　　１.クラシック・バレエ
　　　　　　　　　　　　２.ゴスペル‣フラ
　　　　　　　　　　　　３.ゴスペルクワイヤー
　　　　　　　　　　　　４.クリスマス・ストーリー
　　　　　　　　　　　　５.尺八＆ギター演奏

「クラシック・バレエ」：　先述の尺八の金野氏のお兄さんのチャペルが小美玉市にありますが、そのチャペルで練習をしている「まみバレエ教室」の幼女たちの発表でした。しっかりとメイクもして、可愛い！というよりも、何か女性らしさが皆さんに感じました。しっかりとした先生のご指導の成果で、見事な発表でした～！
「ゴスペル・フラ」　　：　牛久市を中心に活動されているようです。ハワイアン・ダンスとゴスペルの融合！だ、そうです。しかし、何処も女性連は矍鑠（かくしゃく）とお元気ですネ～
「ゴスペルクワイヤー　」：牧師でもあられる金野氏のお兄さん率いる、小美玉チャペルの中心的存在のコーラス・グループです。先生の確かなご指導のおかげでしょう、以前よりも落ち着いたコーラスでした。しかし、コーラスってのは、本当に良いものですネ～　
 「クリスマス・ストーリー」：大喜多正洋先生の、クリスマスに関してのお話だったようです。生憎と、私はこの時に久々に知人と会って話こんでいたため、先生の話を聞きそびれちゃいました。本当にすみません～！
「尺八＆ギター演奏」　：　ここ行方市は私の郷里、霞ケ浦の近くです。昼前に会場に着くまでの、車中から霞ヶ浦や勝手知った土地の景色を見た時には「自分の郷里での演奏か～！」と、何とも感慨ぶかくなりました。開場前から私の小学校時代の恩師や近くに住む親せき家族、そして高校時代の友人たち、と面会し、皆が殊私のギター演奏を心から楽しみにしていることが否応もなく伝わってきました。「正隆くんはどんなギターを弾くんだろう？」「マー坊は、上手くなったのかしら？」といった期待感、「こりゃ～、いつものコンサートと、ちょっと違うワ～！まあ、ヘタなギターは弾けんナ～！」と、何度も気合を入れなおし、出番を待ちました。
　　　　１.　アメイジング・グレイス：　前回の時は、金野氏とのＤＵＯでこの曲を演奏しましたが、今回は２nd尺八の山城氏も加わりましたんで、きちんと３人で演奏しよう！と、新たなスコアを起こしました。その甲斐あって、ＧＯＯＤに演奏できました。初めて我々の音に接した方ばかりでしょう、曲終了後には、大変な拍手が参りました～！　相方の尺八のお二人の状態もすこぶる良さそうでしたんで、まあ、オープニングのインパクトは「これでＯＫ～！」
　　　　２.　コンドルは飛んでいく：　金野氏の絶品尺八！　南米のケーナの話も入れての、氏の語りも場内を和らげてくれました。やはり、この曲も何度やっても新鮮です～
　　　　３.　水色のワルツ　：　コンサート終わっての評判のお声の中には、「まさか、水色のワルツが聴けるとは？～」という、驚きと賞讃がありました。「やはり、選曲は本当に大切なんだ！ネ～」と、３人で改めて納得！！　演奏、もちろん、良かったですから～！
　　　　４.　広い河の岸辺　：　観客の皆さん、もう我々の世界に入っちゃってました。スコットランド民謡のこの曲、ＮＨＫ朝ドラのことにも触れ、聴衆の皆さんの耳にス～っと入っていったように感じました。
　　　　５.　与　作　　：　我々の定番中の定番の与作。聴衆の皆さんが聴き入っていることが如実に伝わってきまして、中間部の私のソロも“気合い入りまくり”でできました。老若男女、年齢問わずに伝わる“心のメッセージ”がこの曲にはありますので、当然のごとく大変な拍手をいただきました！
　　　　６.　達者で、はて？ナ～　：　「あれ？～、『達者でな～』がどっかへ行っちゃった！ヨ～」と、聴衆の皆さんの呆気にとられた表情を演奏しながら見ていました。そして、とても和やかで優しい笑顔を浮かべて、聴いて下さっている表情も！　「心底、我々の演奏を楽しんで下さっているんだ！」と、私はどんなにか嬉しかったことでしょう！！
　　　　７.　ディズニー・メドレー　：　このディズニー・メドレーですが、我ながら「良くメドレーにできたナ～！」と思い、そして尺八の金野・山城両氏にも気に入っていただいている様子で、嬉しいです。自画自賛的ですが「エレクトリック・パレード」を入れたこと、そして何度も言いますが、「『星に願いを』は名曲だナ～！」と．．．“明るく”“楽しく”エンディングを！！　自然と手拍子が会場に沸きました。良かった！です、ハイッ～！
　　　　８.〈アンコール〉コーヒー・ルンバ　：　アンコールの定番です。この前の「アンの家 ＜霜月ライヴ＞」同様ですが、やはり行方市は田舎ですので、ノリが西白井とは違いました。それでも、手拍子！手拍子！で、賑やかに会場一体となりました！！

 というわけで、私の郷里でのコンサートも盛大に、かつ成功裡に終了！！
帰りの常磐線での３人の反省会、本当に充実した反省会でした。良い演奏ができたから味わえる、演奏冥利に尽きた、今回のコンサートでした！！

次の両親の墓参りでは、「うまく出来たヨ～！」と両親に報告しようと思います。