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エチュードギター研究所は千葉県船橋市にあるギター教室です。
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「エチュード・ギター研究所第5回発表会」の<第2部作品独奏>のレポートです。

この第2部も第1部同様に、日頃の練習の成果が見事に発揮されたものとなりました。

月山さん ①「妻に捧げる4つのバラードよりNO,1 ホ長調 (M.テッサール)
       ②「アルハンブラの思い出」(F.タルレガ)
私評: 月山さんのギター歴は6年ですが、その上達ぶりには皆が驚かされます。
     今回の2曲もよく練習をして自分のものにしました。
     特に「アルハンブラの思い出」にはこの1年間のことが思い出され、
     胸が熱くなりました。

松本さん 「マリーア」(F.タルレガ)
私評: 松本さんは常に正攻法です。この曲も堅実に、最初は本当にビックリする
     くらいのゆったりとしたテンポで練習をしていました。
     音色もリズムも全て申し分の無い素晴らしい演奏にはお客様方より大きな
     拍手をいただきまして、自分のように嬉しかったです!
  
板倉さん  ①「北の旅人」(古谷充)
        ②「悲しい酒」(古賀政男)
私評: 3ヶ月前ほどから急に音色が輝き始めました。苦手なアポヤンドを昨年から
     辛抱強く練習されてました。大好きな演歌の名曲を自分で納得いく音色で!
     まさにその通りで、思わず私は「やった~!」と内心叫んでしまいました。

藤巻さん 「月光」(L.V.ベートーベン~F.タルレガ編)
私評: ギターでの「月光」は至難の技術が要求されます。思うように弾けず、どんなに
     悩んだことでしょう。 2ヶ月ほど前が一番辛かったと思います。
     でも、見事に弾き切りました!本当に素晴しい発表で感動しました!

柞木田さん ①BWV998より「フーガ」(J.S.バッハ)
        ②カヴァティーナ(S.マイヤーズ)
私評: 本当に落ち着いた演奏で、堂々とした立派な演奏でした。
     今回のために、いろいろと悩んで練習をした成果です。ギターの良さとでも
     いいましょうか、2曲ともに弦の響きが感じられ、本当に良かったです。

柳町  「パッサカリア」(L.S.ヴァイス)
     大好きな曲の一つですが、まあ、自己採点で60点というところです。

以上が<第2部作品独奏>のレポートです。独奏のプレッシャーを見事に跳ね除けての
レッスン生皆さんの演奏は、何度も言いますが、今まででベストでした。

休憩10分後からの<第3部二重奏>では、レッスン生と私は二重奏で楽しみました。
その様子のレポートを追ってさせていただきます。お楽しみに!!
                                                (柳町)

           
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おかげさまで、「エチュード・ギター研究所第5回発表会」を大成功裡に
終えることができました!
5月23日(日)天候は雨模様でした。今回のPRは船橋市広報のみでしたが、
それでも50名を超えるご来場のお客さまの温かい声援をしかと受けての
レッスン生の皆さんの発表、それはそれは素晴しいものでした!
トップバッター予定の古川航暉くんが、数日前に学校の体育の授業で
右腕骨折、そのため発表会参加できず!というアクシデントが発生しましたが、
そんな古川君が客席で無念の気持ちで見守るなか、古川君のためにも全員が
良い発表会にするんだ!との想いで、会はスタートしました。
冒頭に全員での合奏。ソルのエチュードとディアッベリの前奏曲で、お客様への
挨拶のつもりで、全員でしっかりと演奏しました。
そして、恒例の「第1部練習曲独奏」。
月山晃大(つきやま・あきひろ)さんのブローウエル「シンプルエチュード14番」。
トップバッターのプレッシャーにもめげず、見事に弾ききりました。
月山さん独特の優しいギターで、ミニマム的で現代的なメロディとリズムを表現。
(暗譜力も凄い月山さんですので、当然暗譜の演奏!)
続いては、松本春美(まつもと・はるみ)さん。この方は、美音のギタリストです。
演奏のエチュードは、M・カルカッシのOp.60-22 ハ長調でした。
日頃のスケールやら基礎練習で鍛えている“音の充実感”を、エチュードでも
見事に発揮していました。本当に、キレイな音でした。
続く板倉宏吉(いたくら・こうきち)さんも、M・カルカッシのOp.60より2番。
数ヶ月前より音色が非常に良くなりましたが、このエチュードでも落ち着いて
しっかりと自分の音を表現しました。諦めずにコツコツ努力するとこうなる、と
仰っているようにギターが鳴っていました。
続く藤巻(ふじまき)ひろみさん。F・ソルのOp.6-9.を落ち着いて弾ききりました。
ソルのエチュードには必ず数箇所難所がありますが、実に丹念に彼女は練習を
しておりました。藤巻さんも、“努力の人”なんです。
藤巻さんの後は、柞木田正(たらきた・ただし)さんです。
柞木田さんの練習曲は2曲。ソルのOp.35-23とR・S・デ・ラ・マーサの
「スタディ」でした。ソルの基本技術確認エチュード、デ・ラ・マーサの和音の変化の
表現エチュード、共に時間をかけて丹念に練習をしていた甲斐あってGOODな
演奏となりました。
第1部練習曲独奏の最後は、私が日頃練習している、やはりF・ソルのエチュードを
演奏いたしました。Op.29-14ですが、普段の50%くらいの出来でした。
レッスン生の皆さんの素晴しい発表で、自分の発表の至らなさを慰められました。
レッスン生の皆さんに感謝いたします。
さて、ここで、とりあえず第1部練習曲独奏のレポートを終了させていただきます。
続いての「第2部作品独奏レポート」、乞うご期待です。
                                        (柳町)





5月23日(日)に第5回発表会を迎えることができました。
レッスン生全員の方が1年間の練習の成果が発揮できるように
祈っております。
どうぞご来場の上、レッスン生へのご声援を宜しくお願い致します。

第5回発表会

Ⅰ. 全員合奏
Ⅱ. 練習曲独奏
Ⅲ. 作品独奏
Ⅳ. 二重奏
Ⅴ. フルートアンサンブル


船橋文化創造館「きらら」
開場 13時
開演 13時30分
入場無料




昨夜、尺八の金野鈴道氏とのデュオ弦竹(いとたけ)ライヴに
北総開発鉄道西白井駅前ライヴハウス“アンの家”まで出かけました。
ステージは2回、構成は1部がデュオ、2部は今回はクラシック・
ギターの魅力ということで私のギターの独奏を数曲、そして3部が
また二人のデュオにお店のマスターのパーカッションを入れての
演奏、というものでした。
お客様は20名ほどでしたが、皆さん音楽好きの方ばかり。
1部は、何とテナーサックスのS・テーラーで有名な「ハーレムの
ノクターン」でスタートしました。尺八での演奏は異色ですが
なかなか良いのです。
2曲目は「風のエッセイ」、3曲目は「たけ朧」。この2曲は
昨年12月のコンサート用に作曲家(香登みのる氏)に委嘱して
書いて頂いた曲です。我々の完全なオリジナルで、今までは私が
コンサートの度にオープニング用に書いていただけでしたが、
これからはこのようなケースが増えて、我々のオリジナリティを
さらに膨らましていけたら、と思っております。
4曲目は、昨年からやっておりますピアソラの「リベルタンゴ」
尺八での演奏は本当に難しいところ、金野氏の素晴しいテクニックで
驚くほど良い演奏となりました。クロマティック(半音)での
魅力的なフレーズがこの曲のポイント故に、尺八には相当な
酷な曲です。必聴の価値あり!です。
2部の私のギターは「禁じられた遊び(柳町編)」「アストリアス」
「カヴァティーナ」「タンゴ・アン・スカイ」の4曲を演奏しました。
今回も通常のガットギターではなく、エレ・アコを使用しましたので
やはり音の感じが違うものになってはしまいますが、出来る限り
ギターの生音の良さを出すように気を遣っています。具体的には
右a指(薬指)でのアポヤンドでの音を特にキレイに出すように、
どうしてもギターアンプを通しますと音が色あせるため、通常の
ガットギター以上に意識しています。それと、5、6弦のベース部の
音質、これも非常に重要です。ギターアンプのほうのコントロールで、
ベースとミドルを極力低めに設定します。ミドルをなくしますと
中音部が生きませんので、ベースよりは少し高めの設定にします。
というわけで、エレ・アコはいわゆるエレキギターと同じですので、
アンプの質に音が左右されるため、少し厄介です。
3部の演奏は、再び尺八と、そしてパーカッションが加わっての
おなじみのナンバーを演奏しました。我々の18番「与作」、そして
「コンドルは飛んで行く~花祭り」で締めくくりました。
大変楽しいライヴでした。
今度のライヴは5月28日(金)です。5月ライヴの2部は、今度は
尺八の魅力ということで金野氏の独奏が非常に魅力です。
二人の演奏もさらにお客様方に喜んで頂けるような内容を考えています。
3月もあと5日ほど...来月からは5月の拙ギター教室の発表会
(5月23日船橋市民文化創造館きらら)に向けてのリハーサルやら
準備に本腰を入れてまいります。今回も例年通り、エチュード独奏、
作品独奏、二重奏の3本立てです。レッスン生は少ないですが、
今回も皆さん本当に良い演奏発表ができそうです。
練習熱心な方ばかりですので、メキメキ上達しており、心底楽しみです。
それでは、昨夜のライヴ報告を含め、この辺で失礼します。  柳町
エチュード・ギター研究所主宰者の柳町です。
やっとのことでブログを開設することができました。
ギターのことは勿論ですが、音楽全般にことなど様々に
このホームページ来訪の方々と話し合っていきたい、と
思います。何卒よろしく“ギターくん”のこのブログを
ご利用くださいますよう、お願い申し上げます。
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プロフィール
HN:
柳町正隆
年齢:
74
性別:
男性
誕生日:
1950/06/30
自己紹介:
茨城県生まれ 埼玉大學教養学部卒
中学時代の吹奏楽活動にて音楽の基礎を学び、同時期にクラシック・ギターを独学で始める。
大学時代のバンド活動、卒業後の社会人バンド活動で様々なジャンルの音楽に接し音楽性と技術を習得。また、自らの作品で多数のオーディションへ参加。
独学のクラシック・ギターでコンクールへの出場もある。
以後、尺八とのデュオにて地域の老人ホーム慰問、学校、病院などへ積極的な演奏活動を行う。
現在、主に上記の尺八とのデュオ“弦竹(いとたけ)”の活動を行い、併せて合奏指導やライブでの生演奏活動などに幅広く活動中。
小山勝に師事 (社)日本ギター連盟正会員
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