藤巻義明（ふじまき・よしあき）さん
先の藤巻ひろみさんとのご縁は全くございません！同姓であることだけです。良く「ご夫婦ですか？」と訊ねられますが、全く違います！！さて、その義明さんですが、この方も茨城の取手市より足繁く拙教室に通ってきてくれています。温厚で誠実、そして音楽についてかなり理解が高く、ご自分主催で音楽仲間を集めてコンサートもされています。私も何度かそのコンサートに出演させていただいてますが、素晴らしい方々ばかり、そしてその中心人物が、この義明さんですから。ギターへの取り組みも真剣そのもの、持ち前の音楽力をどんどん注入して“音楽”を奏でてくれます。今回の発表は、Ａ.カーノのエチュードとご自分編曲の「さくら変奏曲」でした。実に、堂々としたものでした。

藤巻（ふじまき）ひろみさん
藤巻ひろみさんも第１回目から連続して発表をされています。ギターにかける情熱たるや、先にご紹介の茨城の細川千恵子さん同様に非常に強いモノをお持ちです。ギターに触れてからは結構な時間がおありですが、常に初心者たるお気持ちを忘れない方です。ギターという楽器の特徴でしょうか、自分独りでの音世界が作れますので、そんな意味ではひろみさんに最適な楽器かも知れません。諸々の事象にも確固たるご自分の信念と考えをお持ちだから！です。今回は、Ｎ.コストのエチュード、Ｍ.リョベート編曲の名曲「盗賊の歌」をしっかりと丁寧に歌い上げました。

松本春美（まつもと・はるみ）さん
第１回発表会からず～っと発表をされています春美さん。もう、すっかり拙教室の看板ギタリストになっちゃいました～！！とにかく、音がすごく綺麗で聴いた人の耳に必ず残るギターを弾かれます。バラを愛し、ご自宅の庭は大変な素晴らしいバラに溢れています。優しいお人柄ですが、彼女も芯がしっかりとしていますので、基本にも忠実、スケール（音階）や右指の爪弾きエクササイズも必ず行っています。そんな彼女ですので、演奏のほうはいわずもがな！の素晴らしいモノです。今回は、Ｍ.カルカッシのエチュード、Ｆ..カルリ「ラルゴ」といった、古典の香り漂うメロディのキレイな曲を、見事に発表しました。

細川千恵子（ほそかわ・ちえこ）さん
ナント、細川さんは茨城のつくばみらい市より拙教室に通っていらっしゃるんです。ギターにかける情熱は、それはそれは私なんぞ足元にも及びません。モノ静かな感じの中に、実に芯のあるギターを弾かれ、また音色がとてもキレイで透明です。ご主人が、ナント、私の生年月日と同じの方で、とても気さくな方、当然奥様の千恵子さんのギターの良き理解者で協力者でもあられます。今回の発表は、Ｆ．タルレガのエチュード、そして彼女の大好きなピアニスト辻井伸行さんの「ロックフェラーの羽根」（柳町編曲）を、丁寧に流れるように演奏しました。

安岡伊久雄（やすおか・いくお）くん
さっそうとギターを肩から下げ弾き語りをしている好青年は、やはり人前での演奏初体験の安岡くんです。歌が大好きで路上ライヴしたい！という夢を持ってまして、ギターをしっかりと学びたい！と昨年来訪を受けました。実に誠実で素直で、これからどんどん良い歌を歌っていけること、間違いないです。私はギター伴奏にうるさいモノですから、結構レッスンも厳しいですが、彼は良く練習していますので、ギターのほうの腕もメキメキ上達しています。この発表会では、ゆずの「飛翔」を、声高に朗々と歌い上げました。実にイクオくんらしい良い歌で、ギターをサポートした私も気持ちよかったです、ハイッ！！とても初めてとは思えない良い出来でした。